「人工知能の弱点は読解力。なのに、日本の若人が…」の巻

AI技術の進歩による労働市場の激しい変革期を生き抜くポイントは、人間の『読解力』にあり!がしかし、日本の中学生の読解力が思わぬ状況に…。果たして、人間は生き残れるのか?あなたも問題を解いて、読解力をチェックしてみよう。

こんにちは。デキルニンのタスクマスター、高井です。
今回は、気になるニュースを紹介したいと思います。

日本の中学生の読解力が危機的状況に!

OECD(経済協力開発機構)の実施した「生徒の学習到達度調査」によると、日本の中学生の読解力が低下しているとのこと。

調査の際に使われた問題が、さぞ悩ましい問題だったのだろう・・・、と思っていたのですが、出題された問題を見ると、なかなか刺激的です。

例えばこの問題、あなたは解けますか?

問題:次の文章を読んで( )に相当する解答をA~Dから選びなさい。

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、
男性の名Alexanderの愛称でもある。

Alexandraの愛称は( )である

A Alex
B Alexander
C 男性
D 女性

正解は当然、AのAlexです。

それでは、日本の中学生の解答分布を見てみましょう。

A Alex 45%
B Alexander 12%
C 男性 9%
D 女性 33%

正答率が50%未満なのもさることながら、それ以上に衝撃を感じてしまうのは、Dと解答した中学生が3割もいることです。

こんなんじゃ、記事なんか書いても誰にも伝わらない!?

そんな日が来るのもそれほど遠くはなさそうです。(←私もこういう回りくどい表現はやめなければっ!)

AI技術にも、やはり限界がある!?

そんな状況がある一方、人工知能の研究は進展があると同時に現状での限界も見えてきています。

現在、人工知能は2つの方向から開発が進められています。

将棋ソフトのボナンザなどに代表される“特化型AI”と人間のように思考できることを目指す“汎用AI”です。

そして、汎用AIの中で話題になったのが、「東ロボくん」です。

人工知能で東大合格を目指す、として注目されたプロジェクトだったのですが、残念ながら2016年に合格を断念しています。その理由は「人工知能は問題文の意味を理解できない」から。

そうです。

現状、人工知能の弱点は“読解力が低いこと”なのです。

しかも、東ロボくん開発の中心メンバー、国立情報学研究所の新井紀子教授によれば、人工知能の読解力向上には、500億文規模の文章データが必要なのだが、この規模のデータが世の中に存在しないため、十分な統計情報が得られず、読解力の向上は難しいとのこと。

AIの弱点から見るヒトの優位性

だとすれば、人間が活躍できる仕事のフィールドも、“読解力や意味理解が必要なもの”ということになるわけです。

くぁ~?何て言うんでしょうか。
「いま告白すれば絶対OKもらえるのに、いかない」みたいな。
「このCR花の慶次、あと1000円あれば間違いなく確変入るのに、タネ切れ」みたいな。(←だいぶずれてます。しかも確変にはならないでしょう。)
「貴乃花親方さえ黙っててくれれば…」(←時事ネタ入れてみました。)

冒頭で触れたように、いまの日本の中学生の読解力が低いことを考えると、「AI時代を生き抜くチャンスがせっかく見つかったのに、指をくわえて見ているしかできないのか!」と、とても歯がゆく感じました。

ちなみに、前述の国立情報学研究所では読解力を測る「リーディングスキルテスト」を開発。すでに無償版が公開されています。

未来に求められる力、読解力。あなたも試してみては?

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