就活でのGDを攻略する!ディベート力をアップする方法
ABILITY2018/08/23今回は、某大手企業の内定を獲得した20卒の大学生に、面接選考の中で行われる「GD(グループ・ディスカッション)」についてヒアリングさせていただきました。「役割って重要なの?」「進め方に型はあるの?」「突破のコツはあるの?」など、グイグイ訊いちゃいました。
エントリー選考を通過するとやってくる、面接選考。
1次面接から始まって3次面接が最終面接という企業もあれば、大企業になると4次・5次面接まであるなんて企業もあります。その中でも、学生を悩ませるのがGD(グループ・ディスカッション)です。
そこで今回は、つい最近、某大手企業に内定した20卒大学生の方に、実際に体験したGDの全貌について、グイグイ訊いちゃいました!
みなさんご存知のとおり、GD(グループ・ディスカッション)とは、就活生を数人のグループに分けてテーマを与え、そのテーマを基に議論をさせてグループとしての結論を出させる過程で就活生を評価するという選考方法です。
面接と同様に、なかなか自分で対策をすることが難しいこともあって、どうしても就活サイトや就活本での情報に頼らざるを得ないのが現状のようです。
例えば、就活サイトや就活本などでは
「GDでは、まず初めに役割分担を決めろ」
「GDは、リーダーシップを獲った者勝ちだ」
とか書かれていますが、その情報は本当に正しい情報なのかどうか、正直気になるところ。
デキルニン
>GDの役割分担として、リーダー・書記・タイムキーパーとかがあって、リーダーになると選考を通りやすいなんて書いてある情報が多いけど、ぶっちゃけ、役割って重要なの?
20卒内定者
>僕が体験した限りだと、あんまり役に立たないと思います。
そもそも、企業側も就活サイトなんかに書いてあるGDの役割分担とか進め方なんかの情報は知っているので、GDの初めに「それでは、役割分担は決めずに始めてください!」と言われてGDが始まるケースがありました。
デキルニン
>へー、そうなんだ!
それって、役割分担なんか重要じゃないよ!っていう企業側のメッセージかもしれないね。
20卒内定者
>そうですね。
僕以外のメンバーが全員リーダー役になって言いたいことだけ言ったあげくに結局意見がまとまらない・・・なんてこともありましたし、議論の途中で、いきなり「いま何分でーす!」って得意気に言ってるタイムキーパーさんもいましたね。
正直、「やかましわ!!」って思いました。(笑)
さすがにそういう人たちは、次の面接の場には進めていないようでしたけど・・・。
デキルニン
>でも、そうなると、企業側はGDを通して就活生の何を見てるのかな?
20卒内定者
>企業側が見ているのは「コミュニケーション能力」だと思います。
それは、GDに限ったことではなくて、ESだって、面接だって全部同じだと思います。
デキルニン
>GDの進め方、いわゆる「型」みたいな話もあるけど、実際どうなの?
20卒内定者
>僕もWeb上で「GDの進め方のパターン」とか「型」みたいな情報を目にしたことはあります。
けど、それはあくまでも机上の話なので、実際のGDの場では臨機応変さが必要になると思います。
実際に「型」通りにやろうとしている就活生に遭遇したこともありますけど、議論の内容があまりにも「型」にはまらな過ぎて、その人はかなりイライラしている感じでした。
デキルニン
>じゃあ、あまりにもそういうテクニック的なものに頼りすぎるのはN.G.ってことなんだね。
20卒内定者
>そうだと思います。
さっきも言ったとおり、企業側は就活生のコミュニケーション能力を見ているだけだと思うので、そこにテクニックは必要ない気がします。
いま思い返すと、どの会社のGDでも必ず「型」にはめようとする人がいた気がするので、みんなどこかで間違った方法を教えてもらっちゃったのか、間違った情報に踊らされちゃってる・・・、と思います。
デキルニン
>GDを突破するコツは何かあるのかな?
20卒内定者
>残念ながら、これがコツだ!って言い切れるものはないんですが・・・
僕がGDをパスできた理由として考えられるのは、「早めに自分の意見を出した」「他人の意見を正面から否定しなかった」「議論を進める中で自然にリーダーシップを取っていけた」からだと思っています。
デキルニン
>最後に質問なんだけど、GDは得意?
20卒内定者
>実は、すごく苦手です。
でも、インターンに参加した時に毎日のようにGDとかGWをしていたおかげで、いつの間にか苦手意識はなくなっていた感じですかね。
だから、結局は『慣れ』だと思いますよ!
(上記内容はヒアリングした学生さんの体験談を基に執筆したものです)
【20卒内定者の赤裸々就活体験談】
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