就活でのGW型選考・GD型選考では何を見られるのか?

現在の就活採用現場ではGW(グループワーク)やGD(グループディスカッション)といった新しい選考方法で就活生を評価する企業が増加しています。ではなぜ、そのような選考方法を採用する企業が増加しているのか、企業側は何を見ているのかについて掘り下げます!

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

最近、就活にてGW(グループワーク)型・GD(グループディスカッション)型の選考が増加しています。今回はこういった選考形式が増える背景と、企業側は選考の中で何を評価しているのかについてご説明します。

GW型・GD型選考増加の背景

まず、GW(グループワーク)・GD(グループディスカッション)とは、就活生を数人程度のグループに分けて何らかの課題を与えたり、議題を与えて討論させたりする形式の選考のことです。

就活生をそういった環境に置いてどう振舞うかをチェックして、持っている素養や人柄を見抜くことを狙っています。

このような選考が増加している要因は、「若手人材に求められる能力が変わってきたから」だと筆者は考えています。高度経済成長期から2000年頃までの時期において、企業が若手人材に求めていたのは「一定の条件下で常識的な判断を下せる思考力」や「命令されたことに集中して取り組む真面目さ」といった点でした。こういった素養や人柄は従来型の面接で概ね評価可能です。(だからこそ、面接選考が就活のメインであったワケです)

対して、近年の日本企業が求めているのは「変化する状況において適切かつ柔軟な判断ができる判断力」や「自発的に必要な仕事を見つけて取り組む姿勢」といった能力・人柄であり、こういった点は面接だけでは判別しにくいのです。

そのため、後者のような能力・人柄を正確に評価しようと、グループワーク型・グループディスカッション型の選考をする企業が増えているのだと考えられます。

企業側は何を見ているのか?

企業側はこういった選考で何を見ていて、何が評価されるのでしょうか。

ポイントは「チームワークを高め、チームに貢献できるか」という点でしょう。

まず、「人の話を聞けるか」「他者を尊重できるか」「チームの中で自身の役割を見つけ、貢献できているか」といった点が最優先チェック事項です。この辺りは仕事をスムーズに進める上で不可欠な要素ですので、どこの企業もチェックしています。

そういった最低限の要素が問題ない上で、「チームメンバーの構成を鑑みて、自分が担うべき役割を見定め、責任感を持ってそれを全うする」ことができていれば概ね高評価を得られます。それが上記した「柔軟な思考・判断力」や「自発的に取り組む姿勢」に繋がるということです。

注意すべきは「リーダーシップを発揮せねば評価されない!」という間違った認識です。

GW(グループワーク)型・GD(グループディスカッション)型の選考に対して「リーダーになって活躍しないとダメだ!」と考えていらっしゃる方(学生さん、親御さん共に)がいますが、慣れないこと、適性の無いことを無理にやろうとしてチームワークを乱すと逆に減点されかねません。

あくまで「自身の適性に合った貢献が出来ているか」が評価のポイントであり、「貢献に繋がらない自己主張」は減点されるだけだと理解すべきです。(勿論、完璧にリーダーをこなせる場合は高評価を得られますよ!)

「目立ちたがり屋」「弁が立つ」お子さんには要注意!

GW(グループワーク)型・GD(グループディスカッション)型の選考においては、無理にリーダーシップをとったり、ゴリゴリの理攻めで意見を押し通したりすると「分かり易い減点材料」となる場合が多いです。逆に、チームが円滑に回るように裏方として支えたり、リーダーが必要としている時に必要な助言や意見を伝えるような行動をしていると、高評価につながることが多いです。

上記したような基準で評価が行われていますので、お子さんが「自信家で口が達者」「自分の意見を押し通す傾向がある」といった特徴に当てはまる場合は注意した方がいいでしょう。

「ディスカッション選考で相手を論破してやった!」などと自慢げに話してくるようですと、かなりマズい状況ですので、そういった発言があった場合は教え諭す必要があると思います。

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人材育成コンサルタント・吉田竜一の就活プロファイル

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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