親として知っておくべき「就活」の激変ぶり

何となく知ってはいるけどよくは知らない、激変した今の就職戦線事情を、現在の就職事情に精通し、実際に企業の採用面接官経験のある人財育成コンサルタントが解説します。今回のテーマは、『経験論ではなく、常にアンテナを高く』です。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

今回は、近年の就職活動の姿がどう変化してきたかについてのお話です。

選考(面接)解禁日の変遷と学業阻害

まず、就活サイトの公開日と解禁日の変遷について振り返ります。

年次就活サイトオープン(広報解禁日)選考解禁日就活サイトオープンと選考解禁日の間隔
2012年卒2010年10月2011年4月約6か月
2013年卒2011年12月2012年4月約4ヶ月
2014年卒2012年12月2013年4月約4ヶ月
2015年卒2013年12月2014年4月約4ヶ月
2016年卒2015年3月2015年8月約5ヶ月
2017年卒2016年3月2016年6月約3ヶ月
2018年卒2017年3月2017年6月約3ヶ月
2019年卒2018年3月2018年6月約3ヶ月

※就活サイトオープンは大手新卒就職サイトを基準とする

注目していただきたいのは、一番右列の「就活サイトオープンと選考解禁日」の間隔です。
2016年卒採用の際に5ヶ月に増加したのを除いて、間隔は減少傾向にあります。

減少している理由は、散々ニュースにもなっていますが、ズバリ「学業阻害」です。

企業の説明会やセミナーは、上記間隔の期間に開催されます。
この間隔が長期化すると、選考が進まない状態で、就活生が様々な企業の説明会に参加し、結果的に時間を多く割く状況になってしまいます。

説明会の影響を甘く見てはいけません。
説明会1回の時間は面接よりも長く、且つ1人あたりの延べ参加回数も面接より多いため、拘束時間累計を大きく伸ばしてしまうのです。

現在、就職活動の時期調整に関しては、「全体統一を図りたい大企業(経団連)」「抜け駆けしたい中小、外資、ベンチャー企業」「学業阻害を抑えたい大学」の3つのプレイヤーが、それぞれの意見を掲げて綱引きをしている状況です。

ですから、数年後の就活がどんなスケジュールで運用されるか、現時点で予測することは非常に困難なのです。

就活サイトが変えた就活

この春から大学生になろうかというお子さんをお持ちの親御様の中には、過去に就活を経験されていらっしゃる方も多いと思いますが、当時はまだ就活サイトが無かった時期であったと思われますので、就活サイトについても簡単に触れておくことにします。

現在、就活生は就活サイトを通じて
①企業各社にプレエントリー(興味があることを明示)
②説明会への参加申込み
③エントリー(履歴書等を送信して選考参加の正式な意思表示)
といった流れで企業への応募を行います。

つまり、90年代末頃までのハガキや電話で行っていた
①応募
②説明会参加
③本応募
というフェーズのやりとりが、インターネットを介した情報伝達に置き換わっているということです。

これにより、企業側はより大量の学生に募集情報を届けることが可能になりました。また、学生も1枚1枚ハガキや履歴書を手書きする必要がなくなったので、大量応募が可能になりました。

つまり、昔に比べると、大量募集&大量応募の時代になったと言えます。

デキルニンの就職塾


親自身の経験論だけではなく、常にアンテナを高く

人間誰しも、自らの成功体験を語りたくなります。(私自身もそうです。ですから研修講師などをやっております)

「お父さんが就活した時は、3月頃に説明会でな・・・」とお子さんに対して語りたくなる気持ちは分かります。しかし、経団連の設定した解禁日など無く、就活サイトも無かった時代の就活と、現在の就活とを並べて同じような対策で乗り切るには無理があるのが現実です。

ですから、「ご自分や知人等の体験談」を鵜呑みにすることなく、柔軟に「最新の情報」を収集するということが、現在のお子さんの就活を進めていく上でとても重要なのです。

ぜひ、最新の情報や市場動向に対するアンテナの感度を高くし、情報収集と分析を十分に行っていただければと思います。

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