大事なのは「見られているかもしれない」という意識

就活面接、それは、就活生の人生を左右する一大イベントです。しかし、面接の場以外での振る舞いが原因で減点評価され次の面接に進めないというケースもあります。今回は、そんな面接以外での減点ケースをご紹介します。あなたのお子さんはホントに大丈夫でしょうか?

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

今回は、選考やセミナーなどで企業オフィスに出向く際の注意点についてのお話です。態度やマナーの面で幼い部分の残るお子さんをお持ちの親御さんは、要チェックです。

面接以外で落とされる学生とは?

会話が上手で、自己PRの内容も水準以上で高評価を得られそうな学生であるにも関わらず、面接以外の部分で減点されて落とされてしまう人が存在します。典型的なのは、面接待合中の態度や振舞いに問題があり、それが評価として残ってしまうパターンです。

我々面接官は、基本的に面接室内での出来事しか評価しません。しかし、企業人事部の採用担当者が事務方として待合室の管理や、面接室案内・誘導を担当されているような場合は志望者達の気になった点を評価メモとして残していることもあります。そのため、あまりに態度の面で問題があると、面接外の出来事にも関わらず、減点材料にされてしまうのです。

受験とか資格試験を経験してきた日本人学生達はどうしても、「面接で何を語るか」「書類に何を書くか」という内容面に集中して対策をしがちです。内容面を磨くことは勿論重要ですが、採用面接は「一緒に働く同僚としてアリかナシか」という感覚面も重要な判定ファクターですので、「態度や振舞いは決定的な差になりうる」という点は認識しておかねばなりません。

減点されるケースとは?

参考に、分かり易い減点ケースをいくつか挙げますと、

①階段に座る
②待合室やロビー付近の椅子で爆睡する
③待合中にスマホゲームに没頭する
④大声で電話する
⑤トイレで手洗い後に手を振って水を飛ばす
⑥飲み物等を出してもらったのにお礼を言わない

といったところでしょうか。

その他の珍しいケースとしては、

⑦採用担当者が面接会場設営用の荷物をドッサリ持ってエレベーターに乗ったところ志望者と鉢合わせたが志望者が荷物で両手が塞がっている私を見ても『何階ですか?』と聞こうともしなかった

といった話も聞いたことがあります。

こういうエピソードが評価メモとして残ってしまうと、よほど能力面で抜きん出た学生でなければ「ちょっとマナー面に問題アリだから、今回はお引き取り願おうか…」と判断されてしまいます。

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振舞い面の課題は早めに注意しておく

こういったマナー面での問題点、特に待合室やオフィス外で気が抜けた瞬間に出てしまう望ましくない振舞いは「無意識の癖」になっていることが多いため、学生本人が自発的に気づいて直すのは難しいです。

さらに、選考が本格化して面接が始まっており、思うように成果が出ないような状況に陥ってしまうと、「落ちるのはきっと面接で上手く話すことができていないからだ」とか、「経歴の〇〇な部分がダメだからだ」といった面接の内容面ばかりに気が向いてしまい、立ち居振舞いの問題点は置き去りにされてしまいがちです。

こういった理由から、お子さんに態度やマナーの面で気になる点がある場合は早めに注意して潰しておくことが肝要です。

選考が本格化してしまうとアドバイスを聞き入れる精神的余裕も無くなってきますし、選考の前段階にあたる説明会やセミナーでも態度の悪さを露呈し、「名前をメモられてブラックリストに入れられる」ということもあるかもしれません。

「もう大人なんだから自分で気づいて直してよ…」と言いたくなる気持ちは非常に理解できますが、就活を前にしてその理屈で問題を放置するのは得策ではありません。

溜息が出るのをこらえつつ、お子さんに注意してマナー・立ち居振舞い面の向上を図ってください。

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