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「いや…」という口癖が面接での命取りになる!?

普段何気なく使っている口癖は誰にでもあるもの。でも、その口癖が採用面接の場で命取りになるかもしれないとしたら? そこで今回は、面接官と学生のやり取りの実例をもとに、「いや…」という口癖のマイナスポイントと改善法をお伝えします。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

今回は、面接で細かい減点に繋がってしまう典型的な口癖を1つご紹介します。

もしお子さんにこの口癖があるようであれば、いますぐに直すように忠告してあげてください。

褒められて「いや…」というパターン

今回取り上げる口癖は、「一言目に『いや』と発してから話し始めること」です。

実例を見た方が分かり易いと思いますので、以下に例を挙げます。

面接官
「TOEIC950点ですか!?スゴイですね!」
学生
「いや、大したことないです。ちょっと勉強すれば誰でも取れますよ。」

どうでしょうか皆さん。

たぶん、「なんだかイラっとするぞ」と感じたのではないでしょうか。

「せっかく誉めているのに、受け取り拒否されたみたいだ」という思いが皆さんにも芽生えたと思います。

この1フレーズを言ってしまったから落選したということは無いでしょうが、「なんだか話しにくい人」という全体印象の悪化に繋がってしまうのは間違いありません。

反対意見を言われて、「いや、そんなことは…」

この口癖が出るもう1つの場面が、議論白熱時の「いや、そんなことは…」です。

こちらも会話例を見てみましょう。

面接官
「20種類もアルバイトを経験していて積極性があるということですが、飽きっぽいだけでは?」
学生
「いや、そんなことはありません!私はそんな人間ではなく…」

こちらはどうでしょうか。

「完全否定かよ」とツッコミを入れたくなったのではないでしょうか。

このように「当人の悪い面」に言及されると、脊椎反射で否定してしまう学生が結構多いです。

しかし、こういうセリフを口にしてしまうと、「自分の悪い面は客観視できないタイプなのかなぁ…」という疑惑や、「厳しめの指導をしたら反攻してきそうだなぁ・・・」という懸念が湧いて悪印象です。

ちなみに、このケースは「面接官の意見を完全にひっくり返せる説得力のある反論」ができるならば、そこまで減点はされません。

ですが、上記の例のような「そういう見方も確実にあるよね」という意見の場合、相手を完全に説き伏せるような理屈をひねり出すのは至難ですから、即否定は99%悪手と言ってよいと思います。

「YES,BUT」を意識させる

これらの口癖を直すために推奨するのは「YES,BUT」という話し方です。

相手の言葉を一度「YES」と受け取ってから、「BUT(しかし)」と言って反論すると印象がグッと良くなります

例えば、上記の褒められたパターンにおいては以下のように返すとよいでしょう。

面接官
「TOEIC950点ですか!?スゴイですね」
学生
「はい、ありがとうございます。しかし、高スコアを維持していくことが最も重要だと思うので…」

誉められた場合は、このように初めにお礼を言って受け取ると良いでしょう。「謙虚だし、克己心の強い人だなぁ…」という印象になりましたよね。

続いて、反論する場合も見てみましょう。

面接官
「20種類もアルバイトを経験していて積極性があるということですが、飽きっぽいだけでは?」
学生
「確かに、そういう面は否定できないかもしれません。しかし、私としては…」

どうでしょうか。

少なくとも「メンタルの弱さゆえに、脊椎反射で相手を否定している」という感は薄れて、落ち着いた印象が出たのではないでしょうか。

「自分の弱点を認める度量はありそうだ」と感じられて、プラス評価に繋がるかもしれません。

この「いや…」という口癖は「頭の回転が速くて弁が立つ学生」に多く見られる傾向がありますので、お子さんがそういうタイプに当てはまる場合は、「いや…」という口癖がないか注意してチェックしてみてください。

頭の回転が速くて弁が立つ学生は面接でのインパクトが強いですし、GW(グループワーク)やGD(グループディスカッション)でも目立ちます。

せっかく目立つ特性を持っているのですから、悪い印象ではなくて良い印象で目立つように、「いや…」という口癖を直すようにアドバイスしてあげてください。

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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