「面接で訊かれたこと」を漏らしてはいけない理由

みなさんのお子さんはSNS(Facebookやtwitter)への書き込みをされていらっしゃるでしょうか?
もしも、お子さんの何気ないSNSへの書き込みが原因で志望企業の採用可能性を逃してしまったとしたら・・・。今回は、現代の就活に潜むSNSへの書き込みによるマイナスリターンの話です。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

以前、面接室外のマナーが悪くて落とされるケースを紹介しました。

今回はその一種と言えるかもしれませんが、「情報を漏らす」という観点のお話です。

Facebookとかtwitterでの発信回数が多いお子さんがいらっしゃる親御さんには、特に読んでいただきたいです!

最近増加傾向にある「ネットに問題を漏らしてしまう人」

選考面接や筆記試験の評価とは別のところで落とされる場合において、最近増加しているのが「面接での質問内容や筆記試験の問題をネット上に書き込みして漏らしてしまう」というケースです。

「〇〇社の最終面接を今日受けてきました。時事ニュースの××について意見を求められました。」とSNSに書き込むようなケースが分かり易い一例でしょうか。

こういった行動をしてしまう志望者に対して企業がどういう評価をするかと言えば、勿論「減点」です。

減点の大小は企業によって様々ですが、コンプライアンスや秘密保持に対する意識の高い企業だと「一発レッドカード」の場合もあります。

では、なぜこういった漏洩が大きな問題になってしまうのでしょうか。

これは一般的な試験と、採用選考を比較すれば分かり易いのではないでしょうか。

例えば、大学入試や主要な資格試験のように、全受験者が同日受験するような形式であれば、試験日の夕方に問題が公開されたところで害は少ないです。

ですが、3~4ヵ月に渡って徐々に志望者を絞っていく採用選考では、「問題が漏れる=均質な評価が難しくなる」という事象が発生しますので、問題漏洩はかなり「痛い」のです。(実際、採用面接の設計において、これが悩みのタネになっています)

問題を漏らす学生は「志望度が低い」or「浅慮」のどちらか

では、企業側視点で、「問題を漏らす学生」はどのように見えているかを考えてみましょう。

この観点に対する企業側の考えを1文に要約すると、「問題を漏らす学生は『志望度が低い』or『浅慮』のどちらか、あるいは両方である。いずれにせよ採用する必要は無い」です。

面接や筆記試験の問題を漏らすと不公平に繋がるというのは、「企業側の立場に立って考えてみれば簡単に理解できること」です。

それが理解できていないということは、「企業の立場に立って考えるつもりがない」もしくは「自分がその企業に入るとは思っていない」という可能性があります。

つまり、企業に対する志望度や忠誠度が低いと推測されます。

そうでなくて、もし志望度や忠誠度が高く「その企業に入りたい!」と本気で思っているにも関わらず、問題を漏らしたのであれば、それは「想像力が欠如している」、つまり、「浅慮」ということになるでしょう。

面接でトラップを仕掛ける企業も…

上述のような説明をして、ネット上に書き込みを自制するよう指導すると、「私は実名で書き込んでいないので、バレませんよ!」と反論を受ける場合があります。

ただ、匿名でも安心はできません。

なぜなら、「その人にしか訊かない、特徴的な設問を設定しておく」とか、「質問の構成を人によって変える」いう形式で、「誰が漏らしたか分かるようなトラップを設置している」ケースがあるからです。

つまり、「珍しい質問をされたぞ!」と物知り顔でネット上に書き込むと、誰が漏らしたのか特定されてしまうワケです。

志望動機や自己PRを訊かれたというような当たり前の質問項目ならまだしも、特色ある質問、独自性のある質問などを公開するのは『ハイリスク"マイナス"リターン』です。

ネット上に書き込んで、一種の自己顕示欲は満たされるかもしれませんが、就活の進捗という意味ではリターンがあるどころか、マイナスにさえなり得ます。

Facebookとかtwitterでの発信回数が多いお子さんがそのようなことをしないように注意した方が良いでしょう。

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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