伸びる人は「自分の行動で幸福を感じる力」が強い

これから就活に臨むあなたのお子さんは、『自分の行動で幸福を感じる力』に優れているでしょうか?
今回は、筆者が最近よく遭遇する「他人の不幸でしか幸福を感じることができない」学生さんを例に、就活でのその力の重要性と必要性を解説します。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

今回のテーマは、お子さんが「自分の行動に幸福を感じられているか」です。

最近、「なんだか幸福感が捻じ曲がってるなぁ…」と感じる学生さんに出会う機会が増えており、筆者としては若干危機感を持っています。

他人の不幸は蜜の味ではあるが・・・

最近、「他人の不幸を見るのが幸福」というタイプの思考回路をお持ちの学生さんと出会う機会が増加しています。

ちょっと古いネットスラングで言えば、「メシウマ(『他人の不幸でメシが美味い』の略)」という言葉を頻繁に使うような人です。

別に、聖人君子になれと言うワケではありません。

「他人の不幸は蜜の味」という心理を感じたことが「全くのゼロ」という方もいないと思います。

ドラマや漫画の中で、悪役が成敗される瞬間を見て「スカッとした」ということは誰にだってあるでしょうし、嫌いな有名人が事件を起こした三面記事を見てニヤッとすることもあるでしょう。

ただ、筆者が危機感を抱いているのは、幸福を感じる頭の思考回路が「他人の不幸"しかない"」という学生さんが存在することなのです。

酷いケースだと、「最近、楽しかったことは何ですか?」と訊いて、「ネット掲示板で〇〇炎上事件が起きてた時は楽しかったですね」なんて答えが返ってきたケースがありました。

そんな学生は「自己分析」で途方に暮れる

こういう心理的な癖を持っているとメンタルヘルス的にも良くはないでしょうが、筆者は精神医学の専門家ではないのでそこは横に置き、あくまで就職や労働の面についてお話します。

まず、こういった「他人の不幸でしか幸福を得られない人」が就活で苦労するのが自己分析です。

自己分析で分析しなければいけない最重要テーマは、「自分が何をしたいか・何を成し遂げたいか」です。このテーマは当然ながら、幸福感との関連性が非常に高いものです。

人間は「幸福感が得られる、あるいは、幸福感が感じられそうだ」と予想するからこそ、「〇〇したい!」とか「××を達成しよう!」と考える生き物です。

しかし、「他人の不幸は蜜の味」という思考回路100%で自己分析をすると、どうなるでしょうか。

「他人を不幸にしたいです!」とか、「人の不幸と接する仕事がしたい!」としかなりませんよね。

当たり前ですが、そんなことをESに書いたり面接で話したりすることはできませんし、本気でそう思っているなら「サイコパス」とか「人格破綻者」のカテゴリに入ってきてしまいます。

「自分の行動で幸福を感じる力」が伸びる人の必須要件

社会人となって働き始めてから、伸びて行く人は「自分の行動で幸福を感じる力」に優れているケースが多いです。

というか、これまでの経験から、私はそれが伸びる人材の必須の要素だと感じています。

自分の行動で幸福を感じられると、自らその幸福を得ようと動けますので、主体性や積極性が生まれ、行動力も高くなります。

しかし、逆に、「他人の不幸は…」とばかり考えていると、「主体的に幸福を得る」という行為ができなくなり、積極性も行動力も上がらず、モチベーションも沈んだままになってしまいます。

そうなると、口を開けて他人の不幸を待ち受けているような状況ですから、他人やコミュニティーに対して敵対的・攻撃的になってしまい、社会生活も上手く行かないでしょう。

親御様は、お子さんが「他人の不幸は蜜の味」を地でいくような人間にならぬように、そして、自分の人生を自分で幸福に作り上げていけるように、「幸福感」を数多く経験させてあげられるよう、日頃からお子さんが「楽しい」とか「嬉しい」という経験をすることを妨害せず、「自分にとって〇〇するのが幸福」という実感を持てるようにサポートしてあげてください。

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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