面接での「逆質問」には何と答えるのが正解なのか?

長い就職活動も終盤。採用面接の場での最後の最後に「逆質問」で失敗した・・・という、とても残念な就活生が意外に多く存在することをご存知でしょうか?
今回は、面接官経験豊富な私が「逆質問」のヒントと「逆質問」をうまく回避するためのセリフを伝授します。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

選考面接において、親御さん達に意外と存在を知られていない定番質問として、「何か質問はありますか?」という、いわゆる「逆質問」があります。

この「逆質問」をお子さんが苦手にしているようでしたら、本コラムを参考にアドバイスをお願いします!

意外に多い「立つ鳥跡を濁す」パターン

各選考面接の最後の質問で、「何か質問はありますか?」という逆質問が設定されていることが非常に多いです。

ある種、「今回の面接はもうすぐ終わりですよ」という暗黙の表示となっていると言えるでしょう。

この逆質問に対し、「立つ鳥跡を濁す」タイプの質問をしてしまう学生が意外に多いのです。

分かりやすい失敗質問の例としては、「執拗に、報酬や労働規定(手取り額・福利厚生・残業時間・有給取得率・産休育休・・・etc)について訊く」とか、「ホームページを見ればすぐに分かることを訊く」といったものが挙げられます。

こういった質問をしてしまうと、せっかく面接で高評価を得られていたとしても、面接官としては「なんだかなぁ・・・」という印象を持ってしまいます。

就活面接はどうしても「夢とか希望、あるいは熱意や真剣さを語る場」になりやすいので、報酬や労働規定に質問が向くと、「結局はそっちか・・・」という残念さが際立ってしまうのです。

労働者が企業選びをする際に、報酬・待遇・労働環境は勿論重要なファクターです。

しかし、これらを初対面の現社員に直接訊くのは印象面で望ましくはありません。訊く相手とタイミングは選ぶべきということです。

『入社してから半年間くらいをリアルに想像する』

では、「なかなかいい質問が思い浮かばない!」というお子さんに対してのアドバイスを伝授します。

それは、「入社してから半年間くらいをリアルに想像する」ことです。

リアルに想像して、その上で「自分にできるかな?活躍できるのかな?」とか、「希望は叶うのかな?」と心配になった点を質問するのです。

例えば、「〇〇さん(面接官の方)の部下など、最近の若手を見ていて、『仕事ができるなぁ』と思うのはどんな人でしょうか?」とか、「参考までに、今年の新入社員の方々の配属先の概観についてお伺いしたいです」といった質問が分かり易いでしょうか。

「新人研修についていけるか」「初期配属がどうなるか」「自分は活躍できるか」等、心配になるようなことはいくらでもあると思うので、それを上手く言語化して伝えると良いでしょう。

それでも、何も思い浮かばない場合は・・・

とは言っても、「何も思いつかない」という可能性はあります。

「親身な説明会と、リクルーター方式が導入されていて、もう質問することなんて無い!」とか、「色々考えて行ったんだけど、面接の会話を通して解決しちゃったよ」ということもあるでしょう。

そういった場合は、「無理矢理それっぽい質問をひねり出す」のはあまりオススメしません。

逆質問は、志望者評価の根幹に関わる部分では無いことが多いため、何も思いつかない場合は不要な減点を食らわないように、無難に終わらせる方がベターだと思います。

もしお子さんが、無難に終わらせるような「上手いセリフが思い浮かばないタイプ」である場合は、事前に回避用のセリフを用意しておくと良いでしょう。

<回避用のセリフ例>
①「お気遣いありがとうございます。ただ、私のリクルーターを担当いただいた〇〇さんのご協力もありまして、疑問事項等は事前に解消できておりますので、この場ではこれといって質問はございません」
②「色々と疑問はあったのですが、本日お話させていただいた中で得るものがありましたので、今は特にございません」

こういった回避用のセリフをいくつか用意して、面接に臨むようにアドバイスしてあげてください。

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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