「海外で働きたい!」という学生が考えておくべきこと

最近は、「将来、海外で働きたい」という学生が減少傾向にあるため、逆に、海外志向の学生の希少性が上がっています。しかし、単純に「海外が好きなだけ」「日本が嫌いなだけ」では就活選考を勝ち抜くことはできません。今回は海外志向の"表明対策"をお届けします。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

今回は「海外で働きたい!」という意志を企業側に上手く伝えるためのお話です。

海外志向はバイタリティ-や積極性を示す武器にもなりますので、お子さんの海外志向が強い場合は本コラムを参考にアドバイスをお願いします!

ただ「海外で働きたい」or「海外が好き」だけでは浅い

筆者の感覚論の域は出ませんが、最近「海外で働きたい!」という若手人材数が減少しており、「海外で働きたい!」という意志自体の希少性が上がっています。

その結果、海外志向を示すことが他の学生との差別化の一助となるケースも増加しているように思います。

しかし、漠然とした海外への淡いイメージを語ってしまうと折角の意欲も台無しです。

「なんか~、海外ってカッコイイじゃないですかぁ~」程度の浅い表現しかできないのであれば、逆にマイナス印象化する可能性もあります。

また、海外志向を示すために、海外旅行の経験を語る人もいますが、「モナコ、マカオ、ラスベガスが好きです!街がとってもきれいで感動しました!」なんて答えてしまった日には、「ただの観光地ミーハーか!」とか、「カジノに行きたいだけでは・・・」なんて疑念が湧いてしまって目も当てられません。

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どんな国でどんな仕事がしたいのか?

では、ここで「ただの海外ミーハーか!」と判断されないようにするための方法をお伝えします。

★海外志向の学生がすべき、海外志向の"表明対策"
①どんな国・地域・エリアで、どんな仕事をしたいのかを考える
②上記①で考えた仕事ができそうな企業を探し、選考に参加する
③ESや面接(特に志望動機関連の項目)で、上記①で考えた内容を伝える

何よりも大事なのは①です。

そもそも、「どんな国でどんな仕事がしたいか」が不明瞭だと、エントリーする企業の選択がまともにできません。

「発展途上国で、都市開発の仕事がしたい!」と考えている人が、「欧米先進国の事務所の対日本向け連絡要員」を欲している企業の面接に行っても方向性は合いませんし、まかり間違って入社してしまったら、それこそ不幸です。

逆に、①で自分の海外志向を具体的に思い描き、それが実現できるように②、③という行動をとれば本人の幸福や満足感・充足感に繋がりやすいですし、企業側とのミスマッチや「ミーハー感」も発生しにくいです。

「ただ日本が嫌いなだけ」にはご注意を!

海外志向の強い学生の中に、一定割合で存在する要注意パターンが「ただ日本が嫌いなだけ」というパターンです。「日本の『空気を読む文化』(ムラ社会、穢れ思想、正論が通じない、変化を嫌う・・・etc)が嫌いなので、海外に出たい!」といった思考をしている学生のことです。

別に筆者は「日本を好きになれ」と言うつもりはありません。

しかし、日本、あるいは日本社会に対する嫌悪感に気付かずに海外志向を語ろうとすると、実態から離れた夢物語になりがちです。

「欧米だと空気を読まなくていいので楽です!」なんて言った時点で、海外赴任を経験した面接官からすると「いやいや、それぞれの現地特有の読まなきゃならない空気はあるよ」と思われて、反感を買ってしまうのです。

こういった「日本嫌い」の心情がある場合の対策は、「夢物語になっていないか再考・再確認」し、「可能な限り『海外側の魅力』に重点を置いて海外志向のアピールをする」ことです。

日本嫌いが高じて、ありもしない海外の幻想に「救いを求めているだけ」に聞こえてしまうと良い印象には繋がりません。

もし、お子さんにそんな傾向がある場合は、「本当に海外に行けば、その『嫌い』が解消されるのか」を熟考すること、そして、「日本の×××が嫌い」を「海外の〇〇〇が魅力的」に変換して伝えるよう、アドバイスしてください。

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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