採用面接最新事情「圧迫面接」って今どうなってるの?

一昔前に比べて、採用面接の現場でのどストレートな「圧迫面接」は減少傾向にあるにも関わらず、毎年「圧迫面接で落とされた・・・」という就活生が後を絶たないのはなぜか?今回は「圧迫面接」を種類分けし、その種類ごとの対策方法をまとめました。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

みなさんは「圧迫面接」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
今回はこの圧迫面接の現状についてのお話です。

人格を否定するような質問は減少

「圧迫面接」とは字面そのままの意味で、「対象者に対してプレッシャーを与える目的で実施する面接方法」です。

プレッシャーのかかる状況での対応力を見るとか、精神的タフさをチェックするという名目で行われることがあります。

ただ、「圧迫面接」と一口に言っても色々ありますので、まずは下記の「学生が圧迫だと感じる3つのパターン」から見ていきましょう。

★学生が「圧迫だ」と感じる3つのパターン

①侮蔑・激怒型
面接対象者を侮蔑したり、何らかの受け答えに激怒したりしてプレッシャーを与えるタイプ
<例>頬杖をつきながらESを見て「この研究って意味あるの?」
<例>「だから君はダメなんだよ!いいか、…」と激怒して説教モード
②詰問・意地悪質問型
「なぜ?」「他には?」をハイテンポに繰り返し、あせらせるタイプ
もしくは、ほとんどの学生が答えられない質問(ある種意地悪な質問)をするタイプ
<例>学生が自己PRを話す→「他には?」→PR2つ目を話す→「他には?」→PR3つ目を話す→「他には?」
<例>「先日、児童福祉法が改正されましたが、どういった印象をお持ちですか?」
③深掘り質問・熟考質問型(※一般的には圧迫面接に含みません)
理由や考え方を深く質問する、あるいは即答できないような質問をするタイプ
<例>「弊社が第一志望の理由は何でしょう?同業他社とどこが違うのでしょうか?」

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最近の圧迫面接の傾向

まず、タイプ①に当てはまるような圧迫面接は如実に減少しています。

タイプ①は、インターネットを通じた炎上に繋がりやすいですし、そもそもコンプライアンス・企業イメージの観点でも好ましくないためです。

加えて、どこも人手不足ですから「圧迫面接が原因で学生に内定辞退された」という懸念があるのも一因でしょう。

次に、タイプ②は、タイプ①ほどではありませんが減少傾向です。理由はタイプ①の場合とほぼ同じです。

最後に、タイプ③です。

タイプ③の出現頻度は変わっておりません。ただし、問題なのはタイプ③の質問をされた際に、「圧迫面接だ!意図的に意地悪なことをする悪辣な企業だ!」と早合点する学生が増えていることです。

タイプ③は面接対象者を深く理解しようとすると必須の質問事項です。志望度の高さを評価するためには他社との相違点を尋ねる必要がありますし、社風とのマッチングを確認するためには、「なぜそう考えたか?どんな価値観か?」といった点を訊く必要があるのです。

これらの質問は、企業側としては「学生を横並びで評価する上で必要があるから訊いている」だけであり、答えられないのは「学生側が準備不足だから」です。

「本当に圧迫だったのか?」をお子さんと一緒に考えよう

お子さんが採用面接から家に帰って圧迫面接に憤慨しているような場合には、まず最初にどんな面接だったのかをお子さんに確認してみてください。そして、先述のタイプ①~③のどれにあてはまるか見極めて対処しましょう。

参考までに、タイプ別にオススメの対処法を以下に記載しておきます。

【おすすめの対処法】

①侮蔑・激怒型
割り切りましょう。
「世の中そういう企業や面接官もいる。切り替えて次に行こう!」とお子さんを誘導してあげてください。

②詰問・意地悪質問型
あくまでマイペースに答えるようにお子さんにアドバイスしてあげてください。
知らないことを訊かれた場合は、正直に知らないと伝えましょう。
「〇〇が分からないのですが、教えていただくことは可能ですか?」と訊くのも良いでしょう。

③深掘り質問・熟考質問型
この場合は、お子さんに「圧迫面接ではなくて、準備不足だった」という点を反省させ、次に同じことを訊かれたらきちんと答えられるように「再準備」を促しましょう。

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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