日体大の集団行動は、就活に有利なのか?

「体育会系の学生は就職に有利だ」という一種の定説を耳にしたことがある方は多いかと思いますが、その理由を明確に説明できますか?そこで今回は、「なぜ体育会系の学生が重宝されるのか」「体育会系の学生が持っている能力とは何なのか?」についてお話します。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

皆さんは最近の「体育会系学生」についてどんな印象をお持ちでしょうか。

OBとの繋がりが大きな意味を成した昭和から平成前期の就活においては、圧倒的強さを発揮していた体育会系ですが、最近は若干その勢いにも陰りがあるように感じられます。

今回は、「体育会系は就活で有利である」という説について考えてみましょう。

なぜ、体育会系は重宝されるのか?

筆者がこのテーマについて書こうと思ったのは、久しぶりに日体大の集団行動の動画を見たからです。

皆さんはご覧になったことがあるでしょうか(無い方は是非、Youtubeなどで検索してみてください!)。

一糸乱れぬ行進でありながら、縦横無尽に舞台を利用して交差していく場面は非常に見ごたえがあります。

では、こういった集団行動のような体育経験は、現代の就活においてどう評価されているのでしょうか?

実は、皆さんが思っている以上に高評価を受けることが多いのです。

なぜなら、成果に至る過程で厳しい修練を積んで来たという点、ビジネス環境における能力で言うなれば、『ストレス耐性』が評価されるからです。

特に、メディアからの注目度が高かったり、動画が投稿されるような体育イベントに出るとなると、「自分のできているところ、できていないところ」を自覚し、自らクオリティーアップを図っていかねばなりません。

そういった、高ストレスに耐えてきた実績が評価されるのです。

「ストレス耐性」が重要な理由

『ストレス耐性』はコミュニケーション能力や問題解決力などとは、若干毛色の違う能力です。

なぜなら、『ストレス耐性』は人のパフォーマンスの瞬間最大値を決める要素ではなく、どれだけ安定的なパフォーマンス発揮が可能かを決める要素だからです。

『ストレス耐性』と言うと、「ブラックな企業が社員を使い潰すための…」みたいな暗い話になりがちですが、実際問題として、社会人には不可欠な能力です。

日本の長期雇用文化あるいは制度下においては、社員を機械パーツのように交換できないため、安定的なパフォーマンス発揮につながる『ストレス耐性』は見かけ以上に重要な能力と言えるのです。

長期的にストレスのかかる経験は評価されやすい

最近の実情として、「体育会系=高ストレス耐性」という方程式は崩れてきています。

「高校、大学とずっと野球部でストレス耐性は折り紙付き!」という期待の若手が、「配属後、上司に怒られた翌日から出社しなくなってしまった」なんて話を聞くことも増えています。

これは、良くも悪くも、「理不尽&不条理を押し付ける『昭和の熱血部活』」が減少しているからかもしれません。

筆者が中高生だった90年代後半において、すでに「うさぎ跳びは膝に悪い」とか「夏季は水分補給をしっかり行う」といった教えは広まっており、「意味なく自分を追い込む必要は無い」という考え方が主流になりつつありました。

今はもっと、合理的な考え方の部活が増えているのではないかと思います。

こんな状況ですから、企業側も「昭和の部活経験」に変わるストレス耐性ネタを探しています。そのため「よく最後までやり遂げたな」と判断できるような経験があると、意外な高評価につながったりします。

「今から1年間辛い体験をしろ!」とは言いませんが、ストレス耐性をアピールできるようなエピソードがあるなら使わない手はありません。

お子さんに「辛そうだったけど、なんとか最後までやり通した」という経験があれば、面接でのアピールやESに組み込んでみるように提案してみてください。

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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