初任給・平均年収の見方~必要な給与ラインを把握して企業を選ぶ~

昨今の就活生は待遇面を重視して企業を選ぶ傾向が強く、給与や平均年収というファクターを後回しにしがちなようです。しかし、最低限度の生活ができる額の給与がなければ生活もままなりません。そこで今回は、就活で企業選びの際に考えるべき「お金」にまつわるお話です。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

今回は「お金」についてのお話です。昨今の就活においては軽視されがちな「お金」の話ですが、言うまでもなく就職先企業を決定するうえで無視はできない重要なファクターです。

今回の内容を参考に、お子さんがどれくらいリアルな金銭感覚を持っているか確かめてみてください。

軽視できない!「お金の問題」

就活において、お金の問題を真面目に考えつつ企業選びをしている学生は、実際のところ少数派です。

理由としては、日本人的な「お金にこだわるのは卑しい…」という価値観の影響もあるでしょうし、「内定のための最適対策」を考えるとお金の話題には触れないほうがベター、という理由もあるでしょう。「御社の初任給と家賃補助に魅力を感じて志望いたしました!」という志望動機を言ったところで、高評価・好印象を得ることは難しいですからね。

しかし、ご存知の通り、人間社会で生活していくためには「お金の呪縛」からは逃れられません。いくら「希望通りの仕事ができている!」と言っても、余暇や趣味を楽しむくらいの懐の余裕がなくてはストレスが溜まります。お金のかかる趣味(酒・車・ブランド品関連については特に注意が必要です)をお子さんが持っている場合、「満足に趣味を楽しめる予算確保」を意識して就活に臨まねば、後々の生活満足度の下落につながりかねません。

最低限必要な給与ラインを知る

金銭的な目標値を明確化するために、一度、お子さんと一緒に「どれくらいの生活水準・金銭感覚で生活できるか」のシミュレーションをやってみると良いでしょう。

具体的には、大卒者の平均月収程度の給与を得られたと仮定して、1ヵ月の仮想家計簿を作ってみてください。「給与額面22万円に家賃補助3万、そこから源泉徴収・家賃・光熱費・通信費・食費等を引いて、○万円は好きに使えそうだ」とイメージするのです。

各支出項目については、親御さんの方がリアリティのある数字をイメージできるでしょうから、それを活かしてシミュレーションをサポートしてあげてください。

また、最近は給与・ボーナスの額面を入力すれば、正確な源泉徴収額を算出してくれるサービスなどもあります。そういったサービスを利用しつつ、リアルなお金の流れをシミュレーションできれば、自ずと「お子さんの満たすべき給与ライン」が見えてくると思います。

数字は多方面からチェックすべし!

お子さんの目標とする給与ラインが明確になったら、あとは企業選びの際にその額を満たしているかチェックするだけです。ただ、採用情報が掲載されているホームページに記載されている「初任給」や証券関連の開示情報に含まれる「社員平均年収」などを鵜呑みにしてはいけません。

こういった指標の算出を業務として担当された経験のある方はご存知だとは思いますが、「初任給」や「平均年収」といった言葉に厳密な(法律的な)定義はありません。そのため、算出基準は企業によって違うのです。就活&中途採用において「多くの志望者を惹きつけたい」と考えて、色々な手当を加えて高めの金額を表示している企業もあれば、顧客から「儲かってるんだから安くしてよ」と言われるのを防止するために、低めの金額が出るようにしている企業もあります。

こういった背景がありますので、給与水準は多方面のデータや情報からチェックすることが肝要です。各種統計データや、知人ネットワークを駆使し、「だいたいこれくらい稼げそう」というところを明確にして、企業のフィルタリングに活用してください。

また、筆者が過去に投稿した<業界分析コラム>において、各業界の平均的な給与感についても言及しておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです!

業界分析の記事

就活を控える大学生の親御様へ

現在、デキルニンでは、就活支援サービスをご提供しています。

一人の就活生に対して一人の就活トレーナーがマンツーマン指導を行い、
『提出先企業に最適なESが書けない』
『なかなかESが通らない』
『面接で落とされてしまう』
などの課題を解決します。

また、近時早期化する就活現場の動きに合わせて、
『早期に動き出してライバルに差をつけたい』
『希望企業のインターン選考を突破したい』
『短時間で集中的に自己分析したい』
という大学1~2年生にも最適です。

就活トレーナーとなるのは、キャリア形成サポートのプロである“キャリアコンサルタント(国家資格保有者)”です。

プロだからこそできる専門的かつ効果的なサポートで、お子さんの内定を引き寄せます!

就活トレーナーと内定に近づく一日 – デキルニンの就職塾

The following two tabs change content below.

吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

アンタントコンサルティング株式会社HP

人材育成コンサルタント・吉田竜一の就活プロファイル

このページは役に立ちましたか?