就活面接での自己PR「根拠なき自信」にも限度がある!

就活面接の話になると必ず出現する「根拠なき自信」論。例年、他の就活生との差別化に躍起になるあまり、その限度を見失って墓穴を掘る就活生が後を絶ちません。そこで今回は、実際の自己PRでの自信の示し方の事例を使って自信を示す場合の許容ラインをご紹介します。

こんにちは。人財育成コンサルタントの吉田竜一です。

今回は、最近語られることの多い「根拠なき自信」についてお話します。残念ながら、毎年一部勘違いしている就活生が存在するという事実がありますので、この記事を参考に念のためお子さんのことをチェックしてみてください。

最近流行の「根拠なき自信」とは?

「根拠なき自信」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

就活面接に対する心構えとして使われているワードで、「緊張してオドオドするくらいなら、多少のハッタリ感はあっても胸を張って堂々とする方が良い印象に繋がる」という理由から、「根拠なき自信を持て!」なんて言われることがあるようです。

確かに、この「根拠なき自信」論は一理あります。

面接で話す内容がどれだけ素晴らしくても、「自信なさげで落ち着きがないなぁ…」といった印象を面接官に持たれると、どうしてもマイナス評価となります。それよりは「話す内容は普通の域を出ないが、ハキハキしていて、エネルギッシュだったなぁ…」という印象の方が高評価になりますので、「根拠なき自信」を持つことに一定の効果はあると考えられます。

ただ、この「根拠なき自信」にも、当然ながら限度というものがあります。

何でもかんでも「できます!任せてください!」とか、「やってみせます!私にはスーパーな能力と資質があります!」なんて言ってしまっては、面接官に薄っぺらい印象を与えかねませんから注意が必要です。

自信を示して良いこと・悪いこと

自信を示す場合の許容ラインは「本人のキャラクターに一致する信念・行動姿勢アピール」までです。

そこからさらに1・2歩踏み込んで「業務で抜群の実績を上げられる」まで言及してしまうと、概ね「痛い学生」感が強まってしまいます。

例えば、IT企業の面接で「ネット上の情報や参考書籍などをもとに試行錯誤しながらホームページ作成をした経験があります。実際の仕事においても、自分で調べたり、周囲の方々のお力を借りつつ、1つ1つ課題を解決していきます」という、行動姿勢に自信ありレベルであれば、ちょうどいい謙虚さだと思います。

しかし、「私はサークルのホームページを作っていたので、金融システムだろうがインフラ管理システムだろうが、納期内に最高品質で作り上げることができます!」なんて言ってしまうと、明らかに行き過ぎです。

つまり、「あなた仕事でシステム開発やったことないでしょ?」と面接官は言いたくなるワケです。

日本の就職活動において、99.9%の学生は「職歴」を持っていません。そんな状態で「仕事で活躍できる確信がある」なんて言っても、「やったことも無いのに何を言っているの?」としかならないのです。それを理解せずに「根拠なき自信」を振り回してしまっては、減点を自ら搔き集めに行っているようなものです。

誇大な「根拠なき自信」は要修正!

多くの就活生は他の就活生との差別化を図ろうとするあまり、往々にして「自信が行き過ぎて逆に薄っぺらくなる」という間違いを犯しがちです。もちろん、自信を持つことは悪いことではありませんが、それが適切な度合いを超えてしまうと、一転して害になってしまう可能性があります。

もしもお子さんが就活面接で誇大な自信をアピールしているようであれば、ぜひ止めるようにアドバイスしてあげてください。

「私を雇わないと御社の損になりますよ」的な自己アピールを練習していたら要注意です。

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人材育成コンサルタント・吉田竜一の就活プロファイル

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吉田 竜一

大手外資系企業のプロジェクトマネージャーを経て、人財育成コンサルタントに転身後、人材育成研修等のプラン設計・講師などを歴任。現在、アンタントコンサルティング株式会社代表。「企業と人財のミスマッチを防ぎ、現場力を高める」がモットー。

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