日本の人材サービスを可視化する!南 壮一郎氏の挑戦
WORK2018/11/12『デキルニンの学生起業塾』のカリキュラムには、デキルニンの“こだわり”がギュギュっと詰まっています!デキルニンがカリキュラムに込めた熱い想いと制作過程での苦悩を通して、企画当初から販売に至るまでのストーリーをご紹介します。
「起業に必要となる「知識」や「ノウハウ」を
地域間格差なく学ぶことのできる起業支援サービス」
これは、『デキルニンの学生起業塾』のコンテンツコンセプト。
このコンセプトを実現するために、
「起業を目指す人に必要な情報は何か?」
「どんなコンテンツを作れば起業を目指す人をサポートできるのか?」
など、ヒアリングや独自の調査を基に、朝から晩までいくつもの仮説を立てては検証を繰り返し、そのたびに企画書を修正する・・・、という日々が続きました。
当初は、お金と経営知識に長けた公認会計士・税理士の先生を講師に起用して発展知識(専門的知識・スキル・ノウハウ)のみを扱う予定でしたが、デキルニンはずっと悩み続けていました。
『何事も基礎がなければ発展はない!ビジネスを創るためには、基礎知識として絶対にマーケティングを学ばなきゃいけない!だから、マーケティング知識を学ぶコンテンツが必要!でも、デキルニンにそのコンテンツを作ることができるのか・・・』
そこでデキルニンは、MBAの取得を目指して多くの社会人が通う某有名ビジネススクールでマーケティングを学んだ方にコンテンツ制作への協力を依頼しました。
課題となったのは、膨大なマーケティング理論の中から、これから起業を目指す人に最適な学習テーマを選別することの難しさでした。
たくさんの本や資料を読み、情報を集め、何度も何度も打ち合わせを繰り返し、やっとビジネスを創るために必要な知識を過不足なく凝縮した体系的でコンパクトな構成に辿り着いたのです。
【基礎学習】+【発展学習】というインプットの形が出来上がりました。
でも、まだ終わりではありません。
これだけでは、単に知識を学ぶだけのコンテンツに過ぎません。
デキルニンが提供したいのは、
自力で起業して事業を成長・継続させる力を備えることのできるコンテンツです。
そこで、デキルニンが注目したのが「事業計画書」でした。
事業計画書とは、ビジネスアイデアを「文字・数字」「図表」を使って、目に見える形にした書面のことで、一般的な企画書とは違います。
この事業計画書を作るには経営者としての目線で自分の事業を冷静に見据える力が必要になります。
つまり、どんなに知識があっても事業計画書を作成する力がなければ、起業して事業を成功・継続させることはできないのです。
だから、事業計画書のつくり方を専門家講師から学ぶというテーマを追加したのです。
【基礎学習】+【発展学習】+【実践学習】という形に進化しました。
ここまでくればと思いきや、まだ課題がありました。
「起業手続きって面倒で分かりづらい・・・」
「起業しても営業経験がないから、どうやって営業したらいいか分からない・・・」
これは、実際に多くの方が直面する壁ですが、逆にデキルニンの得意なところなのです。なぜならデキルニンには、各方面の専門家との強いコネクションがあります。
お金と経営に関する知識を扱う部分では、その専門家である公認会計士・税理士を講師に起用したのと同様に、「設立手続き」では行政書士を、「営業のいろは」では某外資系金融機関のトップクラスのセールスウーマンを講師に起用し、起業手続きと営業の心得までをカリキュラムに組み込んだのです。
【基礎学習】+【発展学習】+【実践学習】+【起業準備】という形にさらに進化しました。
カリキュラムがほぼ出来上がりコンテンツ全体を見渡したとき、デキルニンは、こう考えました。
塾生を全力で後押しするために、もっとできることはないか・・・。
塾生が切磋琢磨できる「機会」と「場」を作って塾生のモチベーションを高められれば、塾生も自ずとレベルアップできる。
さらに、優秀な塾生への起業支援をすることで一人でも多くの有能な起業家を輩出することができるのではないか・・・。
『そうだ!それを実現するために、事業計画書だけで競うビジネスコンテストを創ろう!!』
という事で、最終的に【基礎学習】+【発展学習】+【実践学習】+【起業準備】+【オリジナルビジネスコンテスト】というカリキュラムが完成したのです。
他にも、先輩起業家さんたちとの懇親会の実施や先輩起業家さんに「事業計画書」を見てもらってアドバイスをもらう機会なんかもセッティングできるし、本格的に資金調達に臨むなら専門家とつなぐことだってできます!
塾生のためにできることは何でもやろうと考えているデキルニンでした~!