もう学生には戻らない!就職活動後の入社待ち自己管理術

現役キャリアコンサルタントが教える就活支援最前線。
就職も決まって、あとは入社式を待つばかり。でもせっかく社会人に近づいたのに、学生に戻ってしまうのはもったいないと思いませんか?就活で身についた能力をさらに伸ばして、入社式に備えましょう!

こんにちはキャリアコンサルタントの木村です。
学生最後の冬休みはどのように過ごそうと考えていますか?就職活動も終わって、ゆっくり過ごしたいと思う学生もいるでしょうし、新生活に胸を躍らせて何か勉強を始めようとする学生もいるかもしれません。

みなさんは社会人への入口として就職活動を経験し、人間的にも大きく成長をしたのではないでしょうか。

しかしこのままではビジネスレベルには足りません。
最終面接で「頑張ります!」と伝えたはずです。それでは、そのための準備を今から始めてみませんか?

自分を管理する準備

社員に求められるのは生産性の向上に貢献することです。
一般的に企業活動は投資したインプットの量よりも、事業活動で生じた「価値」を上乗せしたアウトプットの量の方が多くないと、利益を生み出すことができません。

学生のうちはテストで100点を出せれば、アウトプットとして十分でした。
しかしビジネスレベルでは、企業から求められる100点の生産性を実現することはもちろん、自分に任された役割を果たしながら、より高みを目指すことになります。

つまり期待される以上の、120点のアウトプットを目指す必要があるのです。

そのために欠かせない能力が、「自己管理能力」と言われるものです。

社会人になれば、どれくらいのアウトプットを狙って、どのくらいのリソース(資源)をインプットするのかは、基本的に個人の裁量に任せられます。

だからこそ結果に責任を持たなければなりませんし、結果を出すために自分自身をコントロールしなければなりません。

色々な角度から自己管理をすることが必要ですが、特に意識していただきたいのが、モチベーション管理と習慣化です。

モチベーションを管理する

モチベーションとは、人が行動するための「意欲」や「やる気」のことです。

このモチベーション(やる気)に高低のムラがあると、行動にもムラが出て、成果も不安定になってしまいます。社会人はいつも(やる気がある時もない時も)一定程度の成果を出さなければなりません。

まずは自分でモチベーションをコントロールできるように訓練しましょう。

あなたのやる気の出るポイントは何ですか?
やる気が出る言葉、過去のエピソード、音楽やライバルの姿など、人によって違うでしょう。自分のモチベーションを上げるためには何が効果的か分析し、コントロール力を鍛えておきましょう。

その時、「実現がちょっと大変な目標」に挑戦することが大切です。
高すぎる目標はモチベーションを落としますし、低すぎる目標もつまらないでしょう。

最初は設定が難しいかもしれませんが、自分にちょうどいい負荷を見つけておきましょう。
心の変化を観察しながら繰り返しトライしてみてください。

習慣化できるように管理する

習慣化とは行動を積み重ねることにより、自然と身体が動くことです。

行動が習慣化されれば、「~しなくちゃ」、「しなければならない」とその都度考えることなく自然に身体が動きます。

企業に入社したてのみなさんは、しばらく知識の吸収に追われるでしょう。

同じことを繰り返しながら、淡々と仕事をこなしていく中で、徐々に自分で工夫をし、新しいやり方を身につけ、螺旋階段を登るように力をつけていきます。

この成長に欠かせないのが「習慣化」と言われています。

ある業務において習慣化がされると、何も考えなくても行動ができるという事になります。思考を間に挟まないので業務のスピードが上がります。経験を積めば積むほど効率よく仕事がこなせるようになるのです。

逆に言えば、業務が習慣化するまでは、意識的に人より多くの経験を積んでいくと、それが習慣化した時、ほとんど自動的に大きな生産性を生み出せるということになります。

身近なことから習慣化を試していきましょう。
朝早く起きる、ウォーキングをする、外出する前に10分部屋を片付ける、明日の予定を前日の内に可視化する、今日の活動を記録するなど、何でも良いのでテーマを決め、それを継続できる仕組みづくりを始めてみましょう。

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木村 美和子

1級キャリアコンサルティング技能士。学生から社会人まで幅広いキャリア支援で活動中。 複数の大学で教鞭を取り、内定を取るためのテクニックだけでなく、 その企業で自分らしく働くための「戦略作り」までサポートしています。