就活の最前線基地!キャリアセンターを効率的に活用しよう

現役キャリアコンサルタントが教える就活支援最前線。
多くの大学では学生のキャリア形成を支援するキャリアセンターが設置されています。しかし就職に困ったときの駆け込み寺のような使われ方で、あまり実効性のある使われ方がされていないようです。

こんにちはキャリアコンサルタントの木村です。
この時期のキャリアセンターは、就活の追い込みの4年生とインターンシップを受けている3年生が入り交じり、相談のテーマも多岐に渡っています。

しかし年内はまだ余裕のある時期です。今まで一度もキャリアセンターに入ったことがない学生は、今のうちに、試しで使ってみるといいでしょう。
今回は大学によって多少の違いがありますが、キャリアセンターの役割と活用法についてご紹介します。

キャリアセンターは何するところ?

キャリアセンターの役割は大きく3つに分かれます。

①情報提供機能

就職活動全般についての情報提供を行っています。
会社四季報の読み方や、面接の受け方、自己アピールの仕方など、キャリアコンサルタントが情報を提供することもありますし、それらの情報を扱った書籍なども設置しています。
また合同企業説明会などのセミナー情報も集まっていますし、先輩方の就職先やOBやOG名簿など、その大学にまつわる過去の情報も蓄積されているので、ネットでは手に入らないリアルな情報を得ることができます。

②研修企画運営機能

希望者を集めて講座やイベントなどを企画運営しています。
就活の進め方の指導から、業界理解、企業理解、自己理解など知識を深める講座、エントリーシートの書き方、面接の受け方、模擬面接(面接体験)、グループ・ディスカッション、グループワークの体験会など実践的な就職対策を提供しています。

③個別相談機能

キャリアコンサルタントと呼ばれる相談員が個別での相談を承っています。
就職活動についての相談はもちろんのこと、日常的な相談(教科について、進路について、交友関係について等)についての相談にも対応しているので、大学に入学した当日から利用することができます。

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キャリアセンターをどう活用する?

キャリアセンターは学生のキャリアをサポートするためにあるのですから、そのためであればどのように使っても構いません。
しかしせっかくでしたら「効率的」に、また、「効果的」に活用したいですよね。そこで広く一般的な情報収集から、個別具体的な情報収集へとステップを踏みながら利用することをおススメしています。

たとえばまず、集合研修を受けて就職活動の全体像をつかみます。次にその中で自分が掘り下げたい部分があれば個別相談で掘り下げる形です。

就職活動をするにしても集合研修だけ受けて、あとは自己流でやろうとする学生もいますが、1人で考えるのと2人で考えるのでは効率も効果もまるで違います。

特にインターンシップ、企業訪問、OB訪問、面接等、実践的な活動をした後は、一人で振り返るより、キャリアコンサルタントと共に振り返ることで、客観的に改善点を明確にできるでしょう。

個別面談を有意義なものにするための「仕込み」

限られた時間内で行われる個別相談を有意義なものとするためには、自分で作った資料(エントリーシートの下書き、自己分析ノート、企業研究のまとめなど)を、キャリアコンサルタントに見せられるように準備しておくといいでしょう。

そして個別面談で、どのようなことを明らかにしたいのか自分なりに言語化してくるようにしてください。面接で緊張しない方法を知りたい、就活のモチベーションが上がる方法を知りたい、業種の絞り方を知りたい、自分が抱えている課題を知りたい、何でも結構です。

これらが準備段階で明確になっていて、参考となる資料が揃っていると、あとは2人で「考える」作業だけになるので、ゼロから作り上げていくよりも、ずっと効率的になります。

毎年、周りの友人が内定を取り始めた、エントリー企業が無くなったなど、切羽詰まってからキャリアセンターに来る学生を大勢見てきました。「もっと早く相談に来てくれれば、そうならずに済んだのに」と思うことが多々あります。

キャリアセンターはクリニックと一緒で、学生を診断し、問題を早期発見する役割もあります。手遅れになってから慌てないように、今の内にキャリアセンターに足を運んでおきましょう。

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木村 美和子

1級キャリアコンサルティング技能士。学生から社会人まで幅広いキャリア支援で活動中。 複数の大学で教鞭を取り、内定を取るためのテクニックだけでなく、 その企業で自分らしく働くための「戦略作り」までサポートしています。