就活ルールはどうなるの?何か対策を考えなきゃいけないの?

現役キャリアコンサルタントが教える就活支援最前線。
長らく採用スケジュールをめぐって、国と企業と大学がせめぎ合いをしていたのですが、今年は大きな変化がありました。果たして日本の新卒一括採用は、通年採用に変わるのでしょうか?学生にはどんな影響が?

こんにちは、キャリアコンサルタントの木村です。
10月9日、経団連の会長が「現在の就活ルールを撤廃する」と発表をしました。

学生の捉え方はまちまち

現在の就活ルールは、「来春卒業予定の学生に対しては6月1日より採用活動を解禁し10月1日に内定を出す」とされています。
その就活解禁ルールが撤廃されるとどうなるのか?多くの学生から質問を受けています。

企業側は、解禁ルールが無くなれば時期に縛られずにいつでも優秀な学生に内定を出すことが可能になります。

そのことから一部の学生は、大学1・2年生のうちからインターンシップに参加して、就活で有利になるような過ごし方をしなければいけない、と思っているようです。

一方で、一斉にスタートする辛い就活から解放されて、自分のペースで就活が出来るから良かった、という捉え方もあります。

就活ルール撤廃について、学生の立場からのメリット、デメリットを考えてみます。

デキルニンの就職塾

就活ルールが変わることによるメリットとデメリット

【メリット】
・企業訪問などの機会が増えるので、仕事理解、企業理解が進む
・インターンや選考期間が長期化するので、海外留学がしやすくなる
・通年採用になると、研究や公務員試験などと両立しやすくなる
・自分のキャリアについて考える時間、機会が増える‥

【デメリット】
・就活が長期化すると、学業・精神面の負担が増える
・自分のペースが作れないと、他者の就活ペースに巻き込まれてしまう
・情報が氾濫し、どうしたらよいか判断できなくなる
・サークル活動など夢中で取り組んでいると、就活をスタートするタイミングを見失う‥

色々挙げてみましたが、あなたはどのように考えますか?

確かに、物事にはメリットもデメリットもあります。デメリットを最小化できるよう心がけていくことが重要です。

やるべきことは変わらない!?

さて、そもそも大学生活はどのように過ごしたら良いのでしょう。
少しキャリア的な視点をお伝えしたいと思います。

人には成長段階でクリアしなければいけない発達課題というものがあります。スーパーという先生のキャリア理論によれば、10歳代~20歳代の発達課題は、「成長と探索」です。

大学生が社会人として成長するために、何が必要なのでしょうか?

学生の自己アピールでよく耳にする「成長」は、

・何か出来なかったことが、出来るようになりました
・新しいスキルが身につきました
・資格が取れました

というような内容です。

社会人になるための「成長」とはそのような技術的、個人的なものだけではありません。
これから先に起こる様々なことに向き合い、それを乗り越える力を身につけること。自分の成長の可能性を広げることも必要でしょう。

ピラミッドを思い浮かべてみてください。
岩石を高く積み上げるためには、積み上げるスキルや道具が必要です。
でも、そもそも広い土台(底面)が無ければ、高く積むことは出来ません。大学生の成長は、この土台を広く強く作ることなのです。

そこで土台を広く強く作るための提案です。

・新しい経験を積極的に作り出しましょう
・色々な新しい考え方を取り入れて、価値観を広げましょう
・自分自身について振り返り考える時間を持ちましょう

このようなことを意識しながら臨む経験は、インターンシップ、アルバイト、旅行、サークル活動など、何でもが皆さんの成長の過程となるはずです。

就活のルールが変わっても、やるべきことは変わりませんよね?

デキルニンの就職塾

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