合同企業説明会の強い味方「企業分析シート」で効率的な情報収集を

現役キャリアコンサルタントが教える就活支援最前線。
企業の採用広報活動が始まり、各地で企業説明会が実施されています。参加をして何か意味があるの?と問われますが、どんな情報を引き出せるかはあなた次第。効果的な情報収集と整理のコツを教えます!

こんにちは、キャリアコンサルタントの木村です。
大きなイベント会場での合同企業説明会には1200社もの企業が集結するそうです。
合同企業説明会の参加にはまず、どこの企業のブースに参加するか、講演の聴講には予約が必要か否かなど、前もってタイムスケジュールを立てておくことが必要です。

そんな中、学生さんから「漠然と企業からの説明を受けているようで、実感がわかない。もっと積極的に参加したいけれどどうしたら良いかわからない」という相談を受けました。

このような実感を得るには、「準備」と「振り返り」という主体的な行動が必要になってくると思います。特に準備は、事前情報が不足したまま説明会に参加しても、企業側の説明を一方的に受けるだけに留まってしまいます。

今回は企業説明会に参加する前の「企業分析シートの準備」と企業説明会参加後の「企業分析シートのまとめ方」についてお話ししたいと思います。

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企業分析シート~候補となる企業を並べて比較検討をするための資料

企業説明会に参加する前に、情報を整理するためのツール「企業分析シート」を作成します。
集める情報を内容別に挙げると、次のようになります。

  1. 企業の外枠情報:事業内容、設立年、資本金、売上推移、社員数、採用人数の推移など。経営理念や今後の事業展開についても、会社が使っているキーワードを含め記録。
  2. 企業が提示している勤務条件:募集の職種、初任給や平均年収、福利厚生制度など。
  3. 自分自身を整理するための情報。
    • OB・OG訪問で得た情報や説明会で社員が口にしていたキーワードや内容。
    • 他社の社員から得たこの企業について、あるいはこの業界についての動向。
    • 新聞や雑誌で得た自分なりの考えについての追加内容。
    • 自分が考えた(分析した)同業他社との違い。
    • 自分が貢献できる職務内容や自分なりの働くイメージ。
    • 説明を受けた感想など。

企業情報の入手法として「ヘッドワーク型」と「フットワーク型」の2つの方法があります。

「ヘッドワーク型」というのは、ネットで企業のHPを調べたり、会社四季報のような、情報を集めている本で調べる方法で、
「フットワーク型」というのは、企業説明会に参加する、企業訪問する、OB訪問、インターンシップに参加するなど、自ら積極的に動いて情報を集める方法です。

参考:「就活はフットワークが勝負を決める!企業研究の効果的な方法」

「ヘッドワーク型」の方法で集めた情報は①と②の欄に、「フットワーク型」の方法で集めたい情報として③の欄を作っておきます。

③は、企業説明会やOB・OG訪問後に書き加えます。

この「自分自身のための整理欄」をどう埋めていくか!によって他の就活生との差別化が図れますから、欄を大きめに作っておくと良いでしょう。

①と②を埋めた状態で企業説明会に参加します。③は疑問点や確認したい点を「企業への質問」という形で埋めていきます。この欄を埋めるために積極的に質問することになるでしょうから、参加をしている「実感」も大きくなるのではないでしょうか。

企業説明会参加後の整理~まとめるポイントは自己分析とのマッチング

説明会参加後には必ず、③の情報を整理します。

自分がこの企業を志望するとしたら、自分の活かせる強みはどれで、どのように貢献できそうか、を考えながら書いていきます。つまり、自分にとってこの企業は合っているのか?の視点で分析します。

一方、企業は「当社で求めている人材と合っているか否か」をESや面接で見極めるわけです。
ここでのキーワードは『合っている(マッチング)』です。

企業は学生を選ぶ時、大きく3つの判断軸で評価をしていると言われます。すなわち「Can(この学生は何ができるか?)、Must(この学生はやるべきことが分かっているか)、Will(この学生は何がしたいのか?)」ということです。
また自分が企業を選ぶ時もこの3つの判断軸で選びます。

そしてこの中でも特に「Must:やらなければいけない仕事(会社から期待される役割)」については、企業説明会などで充分理解をしなければ、「合っている」かどうか判断できませんよね。

企業分析に熱心に取り組んだか否かで志望の本気度が試されます。
せっかく入手した情報を充分生かせるよう、自分なりに工夫した「企業分析シート」を作ってみましょう。

↓「企業分析シート」の前に要チェック↓

その企業分析は意味あるの?だから何?で終わらない情報収集

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木村 美和子

1級キャリアコンサルティング技能士。学生から社会人まで幅広いキャリア支援で活動中。 複数の大学で教鞭を取り、内定を取るためのテクニックだけでなく、 その企業で自分らしく働くための「戦略作り」までサポートしています。