企業研究は「やり方」より「欲しい情報」を決めて効率的に就活を進めよう

就職活動の準備において、自己分析ほど熱心にできない企業研究。調べる方法はいろいろ言われてるけど、そもそも何を知ればいいのか分からない。とりあえず採用条件や待遇を調べてみたけれど、これだけで企業が分かった気になっていても大丈夫?

こんにちは、デキルニンです。

皆さんは、就活で興味のある企業に出会ったとき、その企業を知るために、まず何を調べますか?

「どうやって調べるか?」は何となくイメージがついていると思います。とりあえずホームページで調べたり、有名な企業なら書籍が出版されているかもしれない。また企業説明会に出たり、実際に働いている人に会いに行くこともできるでしょう。財務諸表が読める人は、決算書でその企業の状況を調べるなんてこともできます。

しかし「何を調べるか?」までは意外に意識が向いていないようです。

多くの学生は給与や勤務地などの「条件」を調べて、その企業を評価していることが多いと思いますが、果たしてそれで十分と言えるのでしょうか?

今回は、企業研究において何について調べたら、その企業ことが分かりそうかを、大きなところから挙げてみたいと思います。

その企業は何のために存在しているの?

企業は法律によってわざわざ作られた「法人」です。

何となく自然発生的に生まれた集団ではなく、何かの「目的」のために人々が集まった組織と言えるでしょう。

企業を知るときはまず、その組織の「存在理由」を確認することで、その集団が何者で、何を目指しているのかが分かります。

それを示しているのが「企業理念」になります。

企業理念は社会や株主や顧客、従業員などのステークホルダーに対して、その企業の普遍的な「使命(ミッション)」を表現したものになります。

また普遍的な理念を達成するために、「いつまでにこうなっていたい」といった、時間的な概念を加えた将来像を「ビジョン」として示す企業もあります(ビジョンの呼び方は企業によって違います)

企業理念やビジョンといったことが分かると、その企業の大まかな方向性がつかめます。

そして就活の企業選定の際に重要となるのが、「その理念やビジョンに自分は共感できるか?」ということです。

共感できるのであれば、その企業で働く人たちと同じ方向性で働くことができるでしょうし、共感できない、もしくは自分にとってそれほど重要ではないと感じれば、向いている方向性が違うので、その企業は避けたほうがいいかもしれません。

その理念を達成するために何をしているか?

次にチェックするのが、ビジョンを実現するためにその企業がたどる「道筋」です。

会社情報の中だと「全社戦略」だとか「経営計画」と呼ばれることが多いでしょう。

こうなりたいというイメージがあっても、現在地から目的地までの道のりは一つではありません。

近道もできれば、遠回りもできます。どのような道のりを選択するかは、その企業の経営判断となり、入社をするとその判断に沿った行動を求められるようになります。

そう考えると、その企業がどんな戦い方をしているのかは、学生にとっても、自分の将来の行動を決めるとても重要な情報であり、ぜひ押さえておきたいところです。

ここでひとつ注意しておきたいのが、「企業理念を達成するための戦略になっているか?」ということです。

企業によっては企業理念にそれほど意識を置いてなくて、ただ耳障りの良い言葉を置いているだけというケースもあります。そのような企業は、「目的もなく、ひたすら利益だけを追求する組織」となっていることがあります。

人に例えると「言っていることと、やっていることが違うような企業はどこか怪しい」ということですね。

情報探索は「WHAT→HOW」の順番で

因みに企業戦略は上場企業であれば株主向けの報告書の中に中長期的な戦略が記載されていますし、経営者のインタビューなどからも伺い知ることができます。

また店頭に並んでいる新商品から、「この会社はこういう人たち向けの商品を強化しているんだな」とか、財務諸表から「この会社はヒトにたくさん投資をしているな」なんてことが見えてきます。

ただしこうした末端の情報から、企業戦略を回帰的に分析するのは、少し経験が必要になります。

そうであればひとまず分からないことがあれば「詳しい人に聞いてしまう」のが一番手っ取り早いでしょう(もちろん手に入る情報は自分で集めた前提ですが)OB訪問でも会社説明会でも構いません。

企業情報のコツとしては自分にとって必要としている情報が何なのかをまず決めて、情報を集めに行くと効率的に情報が集まります。

つまり「HOW→WHAT」ではなく、「WHAT→HOW」の情報探索の順番を意識するようにしてください。

スケジュール管理も同時に進めよう

就職サイトオープンと同時に、企業から提示される締切日時を意識した活動に変わっていきます。

戦略的な就活にするために、活動を時系列で整理できる表を作りましょう。
下は、就活のスケジュール管理のための表の例です。

エントリーした企業から突然電話が!OB訪問の日程調整!会社説明会日時、ESの締切日など、その時になって慌てないようスケジュールを一覧できるような工夫が必要です。

社員さんから得た情報やフィードバックなども記入できる欄を作り、「戦略ノート」とするのも良いです。

企業面接が終わる都度、「聞かれた質問を全部思い出し整理した」という学生もいます。

次の面接に役立ち、面接が楽しみになったと話してくれました。

慌てて対処しチャンスをつぶしてしまうようなことにならないよう、前もって準備しておくといいでしょう。

むずかしそう

と思ったら!

企業研究や就活スケジュールの管理を一緒に管理してくれる、就活アドバイザーが無料の就活カウンセリングを実施しています。気軽に聞いてみてください。

デキルニンの就職塾

コメントを残す