就活で役立つ業界分析のやり方と企業選びの注意点

就活現場では、企業側も学生に選ばれる存在。つまり、企業側も、いかに会社を魅力的に見せるかに注力している訳ですが、そこには注意すべき“フレーズ”“うたい文句”が存在します。これを知っていれば、間違った企業に就職せずに済むはずです!

こんにちはデキルニンです。

今回は、企業選びの際に、「ココだけは気をつけてチェックして欲しい」という点についてのお話です。

『入社後即戦力』という疑問のフレーズ

学生が、面接やエントリーシートにて様々な切り口で自己PRをするのと同じように、企業側も学生を惹き付けるために、自社の価値を様々な観点でPRします。

  • 魅力的な製品
  • グローバル性
  • ダイバーシティ
  • 福利厚生
  • オフィス環境等々

学生の自己PRと同じく、種類を数えはじめるとキリがありません。

しかし、その中には「これはPRなのか?良いことなのか?」と首をかしげるようなフレーズもあります。

その代表例が「入社後即戦力」です。

これをキャッチフレーズにしている企業はオススメできません。

まず、本当に新入社員が即戦力になっているとしたならば、「担当する仕事が、誰でもすぐに実践できる底の浅い仕事」か「辞める人が多く、新人以外に戦力がいなくなっている」のどちらか(あるいは両方)です。

逆に、実際は新入社員が即戦力になっていないのであれば、「脚色したキャリアプランで元気な若手を釣り上げよう!」と考えていることになります。

つまり、社員を騙すことに抵抗感の無い企業だと言えるでしょう。

どのパターンなのかは企業によるでしょうが、どれであったとしても、長期的に社員を育成していく意識が薄い企業だと思います。

資格を活かせる仕事」や「若手で管理職」も似たような部類です。

即戦力育成には限界がある

確かに、現場に放り込んで無理難題を押し付けることで、それに適応する即戦力社員を作るという方式も存在します。
ただ、強制的な即戦力化による育成だけでは、色々な部署で活躍できる幅広い知識や技能、管理職として部下を統率するマネジメント能力を身につけていくことは難しいでしょう。

自分の目の前にある個人タスクを無難に消化するための能力は、自分で身につけることが可能です。

しかし、「長期的観点での役立つ知識や技能」「他人を上手く動かす能力」というのは、自分一人でどうにかなるものではありません。
それらの習得には、優れている先輩・上司が、能力を発揮して活躍している場面を見て学ぶことが必要なのです。

即戦力とか、若手管理職をうたう企業は、この点が分かっていないように思います。
(成長途中のベンチャー企業などでは、どうしようもない点でもあるのですが・・・)

自身の長期的成長を第一にすべき

企業は利益をあげなければ存続できませんから、「即戦力になって欲しい」「若手でも能力があるなら管理職として活躍して欲しい」と思うのは自然のことです。
しかし、就職活動の学生側がそういった企業側の心理を思いやる必要は無いのです。

やりたいことができる企業、能力を伸ばしてくれる企業を探せば良いのです。
自身の人生なのですから、自身の利得が第一であるべきです。

では、長期的な人材育成を意識している企業をどうやって見分ければ良いか。オススメの方法が1つあります。

それは、「就活サイトや、企業ホームページの採用コーナーで、入社10~20年目社員のインタビューやキャリアパスを数多く紹介しているかどうかチェックすること」です。

「数年で辞める人ばかり」「現場に放り込んで放置」という企業は、PRに使えるようなキャリアを歩んでいる長期勤続者を複数人リストアップすることが難しいからです。そのため、こういった「現役オジサン・オバサン社員の活躍」についての記事をチェックするのは、簡単でありながら効果的な方法だと思います。

業界企業研究のやり方

1、やりたい仕事の業界・会社を1つ選ぶ

自己分析から自分のやりたい業界・企業・仕事を選びましょう。
理想の仕事が見えないときは、今気になる業界・企業を選びましょう。

2、企業に求めるポイントをまとめる

自己分析から企業に求めるポイントを書き出しましょう。お金や福利厚生、ワークライフバランスでも構いません。

3、企業のWebサイトや書籍を確認する

企業でやっていることや、従業員の意見など読んでおくと基本的な情報は取得できます。

4、OBOG訪問・会社説明会に参加して従業員に話を聞く

Webサイトや書籍には悪い所は書いてありません。
また口コミサイトなどの口コミも古く、退職した人の意見などで誇張されているため、参考になりません。
直接現場の従業員の方に聞くのが一番参考になります。

5、企業の情報をまとめる

下記の内容ぐらいは押さえておきましょう。調べるうちに情報が膨大になるため、簡潔にまとめておきましょう。

  • 基本情報(本社・設立・売上高・平均年齢・初任給・福利厚生・勤務時間・採用人数・企業理念・事業内容・強み・弱み・エントリの日付・インターンの有無)
  • 自分と関連した情報(興味を持った理由・自己PRポイント・インターンの内容と参加して感じたこと)
  • 社員の声(聞いた質問と回答・説明会の雰囲気)

6、競合他社や関連会社を調べる(3へ)

やりたい仕事は様々な業界や会社でも可能です。間違い無いのは、競合他社を調査する事。
1・2社まとまったら、インターンに応募して、その企業を体験してみてください。
体験すると、思ったのと違ったり、勘違いしていたことに気づきます。改めて自己分析から企業探しをやってみましょう。

日本には360万社以上の大企業・中小企業が存在しています。
就活時期に理想の企業に出会える数は限度がありますので、企業の調査や研究方法に一度慣れてから、本格的に自己分析を始めても良いかと思います。

デキルニンでも情報提供します

デキルニンの就職塾では、受講生の気になる業界や企業の情報を就活アドバイザーが調べ情報提供しています。
調べ方の方法をレクチャーしたり、社員に直接聞かなければわからない、深い情報など可能な限りお調べします。

業界分析・企業分析のやり方が分からないければ、「無料の就活カウンセリング」に気軽に相談ください。

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