エントリーする業界・企業の探し方と就活準備
CAREER2021/02/26こんにちはデキルニンです。今回、就活生から受けた相談は「面接で“最近、気になったニュースは?”と聞かれたけど、準備してなくて答えられなかった」というものです。周りにいた就活生たちからも、「新聞やニュースを見るようにしているけど、私が志望する企業のニュースはありませんでした」との声もありました。
はたして本当にそうなのでしょうか?
ある程度の規模の会社でしたら、メディアに取り上げられていないにしても、何らかの情報発信を行っていそうなものですが。
ということで今回は「気になったニュースは?」という質問にどう準備をしていけばいいのか、企業側があなたから何を聴き出したいと思っているかという視点で、考えてみます。
面接が進むにつれて企業は、「本当にウチにとって必要な人材だろうか?」ということを確かめるため、あなたの内面的な力を見極めるような質問をしてきます。
では「内面的な力」とはどのようなものでしょうか。
内面的な力は「行動特性」と解釈すると分かりやすくなります。今回のケースでいえば、「あなたが情報に接したとき、どのように対応する“癖”を持っているか?」ということです。
企業には、「社員を育てる」というミッションがあります。
そのために会社は研修などを通じ様々な情報を与え、あなたを育成しようとするでしょう。
しかしせっかく与えられた情報に対して、あなたが「興味がないから」と無関心でいられると、いつまでも成長しないので困ります。
会社はあなたが「成長できるポテンシャル」を備えているか、入社面接の最終ギリギリまで、行動特性を確かめてきます。
そんな中で「気になるニュースがない」と答えられては、
会社はあなたが何に関心があるのか分からないばかりか、
今後、成長してくれる可能性すら判断することができないのです。
他にも企業が知りたい事として
日頃からニュースや情報に触れておきましょう。SNSでは意見が偏ったり、歪曲されたニュースも多いため、ニュースについて解説された書籍や、新聞がおススメです。
今後の成長につながると評価されやすい行動特性があります。
これらの行動特性を備えている学生は、結果的に多くの情報に接することができ、さらにそこから多くを吸収して、成長することでしょう。
「最近気になったニュースは何?」という質問を通してあなたの行動特性が試されているとします。
ということになれば、どのような準備をしていけばいいかが見えてきますね。
先日、就活生たちと、メディアに頻繁に取り上げられている「自動運転」について考えてみました。
自動車業界を志望していないから関連記事ではない、と思うのではなく、そのトピックが、自分自身をはじめ、身の回りの人たちや社会にどのような影響を及ぼすのかをブレストしました。。
興味のあるなしに関わらず、たくさんのアイデアや意見が出ましたが、面接でもこのように気楽に答えればいいのです。
あなた自身が社会の変化にどのように対応するのか。
その影響を自分のこととして考え、面白くない情報であっても面白く受け止めるポジティブさを持っているのか。
貪欲に成長したいという意欲(覚悟)を持っているか。
幅広い探求心で日々変わる情報を主体的に取り込み、自分事として考える練習をしてみましょう。
どのニュースについて、どう思うか答える
なぜ気になるのか理由を説明する、経験や知っている知識から広げても良いです
どう思うのか、今後どうしたいのか、自分の意見で答えよう
企業全体で課題としていることについて1つは知っておこう
志望動機と興味のあるニュースが重なると、業界に興味があるのだなと判断されます。出来るだけポジティブな内容で伝えてください。
偏った意見になりやすいため、その企業の面接で伝える必要性がない限りさけましょう。
本気の就活対策 ESの書き方講座&Web面接講座で繰り返し練習してみてください。実際に本番に近い環境での1対1の模擬面接で面接の感覚と攻略ポイントが掴めます。