就活を成功させる応募書類の書き方~履歴書入門編~

記入欄が決まっているし、文字数もそんなに多くない、って履歴書をナメていませんか?就職活動の入口で面接官から評価を受けるのは、あなたではなく履歴書なのです。印象の良い履歴書の作成方法とは?就活の前に読んでおくべき最初のステップ。

就職活動をするにあたって、最初の関門となるのが書類審査ではないでしょうか。

今回は応募書類の中でも最も基本的な「履歴書の書き方」を取り上げてみたいと思います。

履歴書を侮るなかれ

「アルバイトの面接で履歴書くらいは書いたことがある」という人は多いと思いますが、実はこの履歴書は「公式文書」という扱いを受けます。その人物を表す公式な書類ということになりますから、その書式には一定のルールがあり、記入の方法にもきちんと決まりがあるのです。

ちなみにカバーレター、自己PR書、エントリーシート、職務経歴書などは書式に特に決まりはありません。ただし、履歴書だけはJIS規格で定められた書式があり、基本的にはこの規格のものを使うのが無難だと言えます。

※JIS規格
工業標準化法に基づき、日本工業規格によって国レベルで標準化された規格

でも、最近はオンライン(Web)上での履歴書データのやり取りも増えてきています。
そういう場合は「履歴書テンプレート」のワードで検索すれば履歴書のテンプレートをダウンロードできるので、そのようなテンプレートを使うのもひとつの手ではあります。

さて、履歴書作成において最も大事なことは何でしょう?

それは「嘘をつかない」ということ。

学歴詐称はもちろん駄目ですし、過度な自己アピールも「ここはそういう場じゃないから」と受け取られてしまう可能性が高いです。

永遠の論争「パソコン派VS手書き派」

学生さんと履歴書の話をするといつも質問されるのが「パソコン作成と手書き、どっちの方が印象がいいか問題」です。

履歴書が現在のような形になったのは昭和28年のJIS規格からだと言われています。当然、当時はパソコンがありませんから、“紙に手書き”を前提にしていたのは間違いありません。

比較的歴史のある企業だと、手書きの履歴書の方が見慣れているということはあるでしょう。しかしパソコンで作成してある方が見やすい場合が多いのも確かです。また最近では、両者の間を取って「氏名は自筆、それ以外はパソコンで」という折衷型も登場しています。

私の出した結論から言うと、基本的にはパソコンで作成すればいいと思っています。
オンライン上で応募申請をするシーンも増えてきたので、ここは時代に合わせてということです。

それでも応募要項の中で「手書きで!」となっていたら、そこは必ず手書きにしてください。応募要項を守れない人はそもそも駄目ですから。

ただし、自分の字に自信がある人は手書きにしてもいいと思います。あまり差別化ができない履歴書にあって、数少ないアピールポイントになるかもしれません。字の綺麗な人って、印象がいいですよね。

目から入る情報って大事

印象がいいという話でいえば、履歴書に貼る写真は大切です。

写真は「自分の代わりに面接に行ってもらう」という心構えで、飛び切りのベストショットを選択しましょう。ケチってスピード写真にせずに、ここはお金をかけて写真館で撮影することをおススメします

写真を撮ってもらう際には応募先企業の情報を写真館に伝えて、その企業に合った写真を撮ってもらうようにしてください。その企業がどんな人材を欲しているかを想像して、そのイメージに寄せていくことで、文字情報では伝えることのできないアピールをすることができます。

読む人の立場になって最適な書き方を!

履歴書は、公式文書なので『略さない』ことを念頭に置いてください。また西暦と和暦をどちらかに統一すると見やすくなります。たとえば外資系の会社だと和暦が通じにくいこともあるので、応募先の会社に合わせる気遣いを見せてください。

志望動機欄については、あの狭い限られたスペース内にあなたのありったけの情熱とアピールポイントを盛り込んで記載しましょう。それから、資格欄があればしっかりと書いてアピールしたいですが、それがなくても勉強中の資格があれば書いても問題ありません。応募先に関係がありそうな資格なら、自己啓発に取り組む姿勢が評価されるかもしれません(ただし「勉強中」の旨は表記が必要です)。

今回は書き方だけで、内容についてはほとんど触れませんでしたが、とにかく履歴書は「読み手の立場で作成する」ことが重要になります。履歴書はあなたの分身になるわけですから、丁寧に作成するようにしてくださいね。

エントリーシートと履歴書に違いは?

  • エントリーシート…選考に使う書類
  • 履歴書…人事データとしても使う公的な書類

エントリーシートはあくまでも、採用選考に参考にします。履歴書は履歴書に記載した氏名、生年月日、住所、連絡先、学歴などが従業員データとして使われます。ESの提出がなく、履歴書のみ提出を求められる企業の場合は「自己PR」や「志望動機」をしっかりと書き込みましょう。

こんな履歴書はNG

提出前に確認しておきましょう。

  • 志望動機の中に自分のメリットしかない
  • 「何をしたか」があっても、「なぜしたか」がない
  • 給与や待遇面はNG
  • いずれ離職することが記載されている
  • やりたいことが非現実的
  • 志望動機が漠然としてる
  • 根拠のない、なんでもできます
  • 「分かりません」「特にありません」などの表現
  • 空欄や特になし
  • 志望動機に理由のない、給与(待遇)に魅力を感じたとある
  • 省略文字で記載する H30年>平成30年
  • シャチハタ印鑑で押印
  • ふりがなにカタカナで記載
  • 検定取得は検定合格に
  • 職歴にアルバイトを記述してる
  • 写真が本人だとわからない
  • 写真の裏に名前がない

履歴書の事前準備

  1. 大学指定の履歴書を用意
    応募企業数×2など多めに購入しておきましょう。
  2. 写真館で証明写真を撮る
    プロに撮影してもらいましょう。
  3. 写真は両面テープでとめる
    用紙がふやけたり、剥がれやすいケースがあります。両面テープがおすすめ
  4. ペンは一種類だけでなく、太さの違うペンを用意し、用途によって使い分けます。
  5. 印鑑・朱肉・印鑑マットを用意
    履歴書に「印」と書いてある箇所がある場合は押印が必要
  6. 下敷き引いて書きましょう
    履歴書の裏面が汚れないように
  7. 記入内容は事前に原稿を練る
    適した文字数で伝えたいことを的確にまとめましょう
  8. クリアファイルとA4の封筒を用意
    クリアファイルと封筒に入れて持参するのがマナーです。封筒は角形A4か角2号の封筒を選びます。
  9. メールアドレスは一般的なものを
    ふさわしいアドレスを持っていない場合は就活用に新しく作成しましょう

自己PR・志望動機の書き方は

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