起業は「科学」すれば失敗しない?『起業の科学』を読み解く

起業に興味のある人なら一度は目にしたり耳にしたこと、もしくは、すでに購入して持ってるなんて人も多い『起業の科学』を現役慶応生が独自の目線で読み解きます。「成功する起業」は科学できるのでしょうか?「成功の確度を上げるための秘策」はあるのでしょうか?

こんにちは!さらです。

みなさんは『起業の科学』という書籍をご存知でしょうか?

この本は、日本・シリコンバレーで起業を経験し、VC(ベンチャーキャピタル)としての実績も持つ田所雅之氏が、自身の経験や「名著」と呼ばれている起業本のエッセンスを集約した、まさに「バイブル」とも言えそうな一冊です。

今回は、そんな『起業の科学』を私なりの目線で読み解きます。
田所氏の講演会にも足を運び、この本の言わんとしている事の解像度を高めつつまとめました!

「失敗しない起業」とは?

田所氏は、『起業の科学』の冒頭でこう言っています。

「成功する起業はアート、失敗しない起業はサイエンスである」と…

「サイエンス」では「再現性を担保する事」に重きが置かれます。たくさんの事象を用意し、それらを一般化して一つの「法則」や「結論」を導き出す…、そういうやり方です。

そうなると、「起業のサイエンス」で知りたいのは「成功する起業」の法則ですよね。
でも、悲しいことに、成功した会社の成功方法は千差万別らしいです。

そこには自分の力ではどうにもならない「運」や「タイミング」も絡んでくるからでしょうか。まるでアートのように、成功法則は曖昧なものなのです。

では、「失敗する起業」はどうでしょうか。

田所氏は、自身の経験から「失敗する起業」にはいくつかの共通点があるといいます。それらをあぶり出し一般化してまとめておく…。それらを心に留め、しないように気をつけていれば「成功する」可能性はわからないにせよ、「失敗しない」起業を99パーセント実現できると言います。

大切なのは「問題の質を高める」こと?

では、「失敗する起業」の共通点とは、何なのでしょうか?

田所氏が言う、最も重大な共通点は「問題の質の低さ」だといいます。

起業の基本は、想定される消費者の「痛み」や「課題」を解決するための商品やサービスを提案することにあります。そのためには、まずそれらの「痛み」や「課題」にじっくり向き合い、確実な分析をすべきだというのです。

失敗する起業の多くは、この「痛み」の分析を自分の「確証バイアス」(こうだろう、という自分の経験に基づく思い込み)に従って疎かにしてしまい、結果として全然消費者に「刺さらない」ものを作り上げてしまうのです。

早くカタチにしたいという気持ちは人間どうしても持ってしまうものですが、それを我慢してひとまず「何が課題なのか・それは何故か」をありとあらゆるやり方で分析することこそ、「失敗しない起業」には大切なことだと田所さんは講演会の中で何度もおっしゃっていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この他にも『起業の科学』には、発案から起業に至ってサービスを大きくしていくまでの各プロセスにおける超重要事項が網羅的に示されています。

今までたくさんの「起業ハウツー本」を読んできた私でも、こんなにまとまっている本は他にないと感じました。いわば、「起業のための百科事典」です。

本気で起業を考えている方、ぜひ一度手にとって読んでみてはいかがでしょうか。

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さら

東京都出身、慶應義塾大学総合政策学部に通う1年生。大学では経営やデザインを学ぶかたわら、ビジコンに参加したりプログラミングのレッスンを受けたりと、幅広い領域に手を出している。ライティングは、学びのアウトプット。
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