就職 or 大学院進学?理系学生の進路選択vol.1

理系学部3年生のみなさん!せっかく理系学部に進学したのだから大学院に進むべきか、就職をするべきか、迷っていませんか?今回から3編構成で、理系学部生の進路選択について、大学院進学編・専門分野就職編・専門分野外就職編をお届けしたいと思います。

こんにちは。リケジョのkanaです。

理系学部3年生のみなさん!せっかく理系学部に進学したのだから大学院に進むべきか、(もうあの実験・実習で忙しい日々から解放されたいから…)就職をするべきか、迷っていませんか?

今回から3編構成で、理系学部生の進路選択について、大学院進学編・専門分野就職編・専門分野外就職編をお届けしたいと思います。

今回はその第1弾、『大学院進学編』です。

理系学部生は、大学院がお好き!?

理系学部生なら、誰もが一度は大学院への進学を考えたことがあるのではないでしょうか。

というのも、みなさんご存知のとおり、理系学部生の大学院進学率はとても高い!という事で、現在、現役の理系大学院生である私の経験も交えながら、大学院に進学するメリット・デメリットについて考察してみたいと思います。

大学院に進学するメリット・デメリット

メリット『専門知識とプレゼン能力が身につく!』

大学院では研究テーマを絞って集中的に学ぶことができます。

修士課程や博士前期課程の2年、または、博士課程・博士後期課程までの5年間、しっかり専門分野の研究をすることによって「高い専門知識」が身につくのはもちろん、専攻する専門分野の学会に参加して発表をする大学院生も多く、人前で発表する「プレゼンテーション能力」も身につきます。

ここで身につけた「高い専門知識」と「プレゼンテーション能力」は、後の就職活動の際に必ず役立つものになります。

デメリット『社会に出るタイミングが遅くなる…』

大学院に進学した場合、4年生大学を卒業して企業に就職した人に比べると、2年ないしは5年の遅れを取ります。つまり、大学院を卒業して社会に出るときには、元同級生たちはもうすでに社会人になって2年~5年経っているので、社会人経験の差が表面化します。

あなたがもし大学院へ進学するのであれば、その「社会人経験の差をどう取り戻すか」ということも考えておかなければいけません。

大学院に進学すると、どんな将来があるの?

『ドクターに進んで、いずれは研究者・教授に…』

博士前期課程や修士課程を修了した後、博士後期課程や博士課程、通称「ドクター」に進学し、研究所の研究員や大学のポスドク(ポストドクター)として経験を積み、研究者・教授になることを目指すという選択肢がありますが、残念ながら、任期のない研究員や教授になるまでは安定しているとは決して言いがたく、実際は厳しい環境です。

研究者や教授の地位に登りつめるにはライバルも多く、厳しい世界ではありますが、それでも「研究型の勉強が好き」「専門分野に特化して学ぶのが好き」という方には向いているのではないでしょうか。

大学院卒者の就職は?

大学院で学び、高い専門知識を身につけることによって、確実に職業選択の幅は拡がります。

特に、大手企業のホンダや川崎重工の研究職では、大学院卒の学生を積極的に採用しているようです。他にも、研究職のような専門的な就職でなくても、大学院で培った高い専門知識やプレゼンテーション能力、加えて、研究に打ち込んだという経験は大きな強みとなりますし、その力を求める企業は非常に多く存在します。

特に、コンサルタント業界や電通・博報堂といった大手広告会社では、論理的思考力を持つ理系大学院生の採用人数が文系職の中では比較的多くなっています。

最後に…

大学院への進学を考える場合は、これらのことを踏まえて「なぜ大学院に進学するのか」をしっかり考え、有意義な大学院生活を送るために“研究に向き合う覚悟”を持つことと、“社会人経験の差を埋める努力”が必要です。

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ちなみに、私は大学院に進学して気象の研究をしています。大学院に進学したことで、「科学をわかりやすく伝える仕事がしたい!」という目標を持つことができましたよ。

次回は、『専門分野就職編』です。お楽しみに!

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kana

青森県出身、首都大学東京大学院博士前期課程1年のリケジョ。大学院では気象分野の研究中で「科学をわかりやすく伝える」ことが夢。就職活動を控えており、経験談も交えて有益な情報を発信していきたいと思っています。
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