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ABILITY2020/12/30グループディスカッションでは、勝敗よりも結論にいたるまでのプロセスが重要です。そのために課題や目的を設定してから議論を行うなど、ディベートの流れを把握する必要があります。ここではディベートを有利に進めるためのポイントについてご紹介します。
グループディスカッションは、協調性やチームワークといった仕事をするうえでは欠かせない能力を確かめるものです。
個人での面接と違い、グループでの行動になるので自分ひとりが好き勝手な発言をしていると、自分だけでなくグループの評価も落ちてしまいかねません。
そこで、今回はグループディスカッションで、ディベート力をアップする方法について見ていきたいと思います。
就活におけるグループディスカッションでは、答えがない問題をテーマに設定されることが多く、進め方を誤るとスムーズにディベートが進みません。
また、制限時間内に収まらず、結論を出せない可能性もあります。グループディスカッションでは次の進め方で議論を進めるようにしましょう。
1.目的の設定
ディベートの方向性を決めるうえでとても重要なポイントです。与えられたテーマに対して、適切な目的を決めましょう。ここで決めた目的に合わせて、その後は論点を絞っていきます。
2.目的を達成するための方法の議論
設定した目的に対して、適切なアプローチをしましょう。抽象的な根拠のない意見を言ってしまうと、共感を得ることはできません。そのため、意見を伝えるためには、根拠となるデータを述べる必要があります。
3.結論を出す
グループでの議論をもとに、ひとつの結論を出します。
4.発表
各グループがそれぞれの結論を発表します。
ディベートでは勝ち負けはありません。
ディベートを審査する側は、結論に至るまでのプロセスを見ています。ディベートでの勝ちを意識しすぎると、意見が感情的になってしまい、客観的な判断ができなくなってしまいます。
また、知らない人とグループを組んで議論をする以上、自分勝手で否定的な意見ばかり言うような「クラッシャー」と出会う可能性があります。
そんなときでも、その人を単に否定するのではいけません。しっかりと相手の話を聞いたうえで、議題から話がそれていることを伝えましょう。はっきりと否定することは、火に油を注ぐようなものなので、その点は気をつけましょう。
就活におけるグループディスカッションやディベートは、明確な答えがない問題について議論を行います。そのため、目的を設定せずに議論を進めてしまうと、まとまりのない結論にたどり着いてしまいます。
こうしたディベート力は、自分の意見を正しく伝えるため能力なので、仕事やキャリアを形成するうえで欠かせません。未来の自分のためにも、しっかりと対策を取っておきましょう。
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